歌舞伎俳優の坂東巳之助、中村隼人が27日、都内で行われた『新作歌舞伎「NARUTO-ナルト-」』の製作発表会見に出席。主人公・うずまきナルト同様、金髪に染め上げて会見に臨んだ巳之助は、人気作の“初歌舞伎化”に向けて、意気込みを語った。
岸本斉史氏原作で『週刊少年ジャンプ』(集英社)で15年にわたり連載された同作は、体内に九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが、里一番の忍者である火影(ほかげ)を目指し、数々の試練を乗り越え成長していくストーリー。
700話に及ぶ長編とあって、どのエピソードを描くのか上演前から注目が集まっている。脚本・演出を務めるG2氏は「全部やります」と明言し「頭から最後までのナルトとサスケの関係を描きます。それが舞台のテーマにも通ずる」と語った。
連載当初からの原作ファンだという巳之助は、役柄に合わせた金髪を披露し「20年近い歳月を経て、私がナルトを演じる。こんなにうれしくて感動的なことはない」と感無量の様子。忍術や体術などの演技については「魅力的なアクションシーンを歌舞伎の立ち回りを織り交ぜながら再現できたら」と言葉に力を込めた。
ナルトの宿命のライバル・うちはサスケを演じる中村は「サスケは深い闇を抱える人物。そういうキャラクターの悲しさ、孤独感。“陰”の部分を深めることでナルトの明るさをより引き立てられると思う」と、役作りへのプランを語っていた。
同舞台は、8月4日から27日まで東京・新橋演舞場で上演される。劇中の敵役・うちはマダラ役は、市川猿之助と片岡愛之助が務める。
岸本斉史氏原作で『週刊少年ジャンプ』(集英社)で15年にわたり連載された同作は、体内に九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが、里一番の忍者である火影(ほかげ)を目指し、数々の試練を乗り越え成長していくストーリー。
700話に及ぶ長編とあって、どのエピソードを描くのか上演前から注目が集まっている。脚本・演出を務めるG2氏は「全部やります」と明言し「頭から最後までのナルトとサスケの関係を描きます。それが舞台のテーマにも通ずる」と語った。
連載当初からの原作ファンだという巳之助は、役柄に合わせた金髪を披露し「20年近い歳月を経て、私がナルトを演じる。こんなにうれしくて感動的なことはない」と感無量の様子。忍術や体術などの演技については「魅力的なアクションシーンを歌舞伎の立ち回りを織り交ぜながら再現できたら」と言葉に力を込めた。
ナルトの宿命のライバル・うちはサスケを演じる中村は「サスケは深い闇を抱える人物。そういうキャラクターの悲しさ、孤独感。“陰”の部分を深めることでナルトの明るさをより引き立てられると思う」と、役作りへのプランを語っていた。
同舞台は、8月4日から27日まで東京・新橋演舞場で上演される。劇中の敵役・うちはマダラ役は、市川猿之助と片岡愛之助が務める。
コメントする・見る
2018/04/27