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【18年1月期 コンフィデンス・ドラマ賞】志尊淳“命がけで挑んだ”LGBT役で主演男優賞を受賞

 オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が、18年1月期(第11回)の結果を発表。「主演男優賞」は、NHKドラマ初主演となる『女子的生活』でトランスジェンダーの主人公・小川みきを魅力的に演じた志尊淳が受賞した。

トランスジェンダーの主人公・小川みきを好演 (C)NHK

トランスジェンダーの主人公・小川みきを好演 (C)NHK

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 志尊が演じたみき(幹生)は、性別は男性ながら、見た目はメイクもオシャレもバッチリのスラリとした美女。それでいて、恋愛対象は女性という複雑なトランスジェンダー。戦隊ヒーロー出身の志尊は、178cmの高身長でいかにも男性らしいルックスの持ち主だが、西原さつき氏によるトランスジェンダー指導、スタッフ陣との連携によって役柄をとことん追求。体型や歩き方、表情の作り方、しゃべり方、ふとした所作など、外見はもちろん内面から小川みきという女性になりきり、その生き様を通して現代人にさまざまなメッセージを発信した。なお、志尊の受賞コメントは以下の通り。

■主演男優賞:志尊淳

 主演男優賞をいただきとても嬉しいです。『女子的生活』のお話をいただいた際に、プロデューサーさんと監督さんが「共犯者を探しています」と言っていました。とてもセンセーショナルな内容なので、“これでお芝居ができなくなるかも”“命がけで作品を作っていかないといけない”それぐらいの覚悟で、この役を演じました。原作を読ませていただき、「演じてみたい」という気持ちが強くなった一方で、僕の発信の仕方によっては、トランスジェンダーについて間違った印象を世間の方に与えてしまうかもしれない。責任重大だと感じました。みきという人物は、僕ひとりではなく、スタッフとキャストと全員で作った作品です。ご一緒したカンパニーの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

【第11回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果一覧】
作品賞:金曜ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)
主演男優賞:志尊淳(ドラマ10『女子的生活』/NHK総合)
主演女優賞:石原さとみ(金曜ドラマ『アンナチュラル』/TBS系)
助演男優賞:井浦新(金曜ドラマ『アンナチュラル』/TBS系)
助演女優賞:田中裕子(『anone』/日本テレビ系)
脚本賞:野木亜紀子氏(金曜ドラマ『アンナチュラル』/TBS系)
新人賞:清水尋也(『anone』/日本テレビ系)

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは、オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者20名による審査会で決定する。

関連写真

  • トランスジェンダーの主人公・小川みきを好演 (C)NHK
  • トランスジェンダーの主人公・小川みきを好演 (C)NHK
  • ドラマ10『女子的生活』(NHK総合)での演技が評価され、『第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』で主演男優賞に輝いた志尊淳 (撮影:ウチダアキヤ)
  • ドラマ10『女子的生活』(NHK総合)での演技が評価され、『第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』で主演男優賞に輝いた志尊淳 (撮影:ウチダアキヤ)

提供元:CONFIDENCE

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