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【西郷どん】桜庭ななみ「鹿児島のことばは出身であっても難しい」

 NHKで放送中の大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)に出演している桜庭ななみ(西郷琴役)と渡部豪太(西郷吉二郎役)が3月31日、鹿児島・霧島市民会館で開催された『西郷どんの地・鹿児島を語るキャストトークショー』にゲスト出演した。会場には、地元・鹿児島からはもちろん、東京・神奈川・名古屋・大阪・京都・福岡など全国各地から約750人の観客が集まり、西郷隆盛、そして『西郷どん』の人気の高さをあらためて印象付けた。

 鹿児島県出身で「かごしま明治維新博PR大使」も務める桜庭。『西郷どん』に出演できて「女優としても特別で、出身地のヒーローを題材にしたドラマに出られるのは大きな喜び。家族や地元の知人・友人も喜んでくれた」という。「祖父から頻繁に感想やアドバイス、レクチャー」があるのも、『西郷どん』だからこそ。西郷隆盛の妹ととして「琴は、家族を支え、男性を立てる薩摩おごじょ。撮影では立ち位置や食事の順番など、細かくこだわっています。西郷家の女性の強さを演じていきたい」と話していた。

 しかし、鹿児島弁のせりふへのプレッシャーは重く、「劇中の鹿児島のことばは出身であっても難しい。出身者なのにイントネーションを直されることもある」と明かす。「鹿児島弁のせりふを覚えるために、家族や親戚に電話している」と桜庭。鹿児島弁の中では「おやっとさぁ」(お疲れ様の意)の響きが好きで、「ですです」(そうです)が標準語だと思っていたという。

 茨城県出身の渡部は鹿児島弁のせりふを克服するため、「鈴木亮平さんとは現場ではいつも鹿児島弁で話している」といい、「亮平さんのやさしさに、自然と尊敬の念を覚えることが、吉二郎の吉之助への思いを演じることにつながっている」と話していた。

 この日のイベントは2部構成で、第1部では、大河ドラマ『西郷どん』に史料取材協力をしている東川隆太郎氏(NPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会代表理事)が登壇。「幕末の薩摩を知る」と題し、開催地の霧島と西郷との関わりについて、そして桜庭と渡部が演じる西郷琴・吉二郎について講演した。

 琴は、西郷家を支え、嫁いだ後は市来家を守り続けた気丈な”薩摩おごじょ”。大正まで生き、長寿だった。吉二郎は、吉之助不在の西郷家をきめ細やかに支え続けた。鳥羽・伏見の戦いや戊辰戦争に参戦するなど、藩の仕事もしっかり務めていた。ドラマで使われている鹿児島弁は、「現代の鹿児島の人にもわからないものがあるが、かつて本当に使用されていた」という。

 東川氏は第2部のキャストトークショーにも参加。桜庭は「私の知らない琴さんについてあらためて知ることができて、自分にとっても良かった」。渡部も「東川さんのお話も目からウロコで、これからの役作りに役立ちます」と興味深く聞き入っていた。



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