テレビ朝日系で24日、25日に放送される『アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル』(両日とも後9:00〜11:10)の第一夜『パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』に主演する天海祐希、第二夜『大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜』に主演する沢村一樹。ドラマやCMで共演歴も少なくないふたりは、気心知れた関係。お互いの作品に興味津々の様子だった。
■話し方や言葉使いからもアガサ・クリスティの世界観を感じる(沢村)
【沢村】出来上がったポスターを見て、すごく楽しみになりました。アガサ・クリスティが作品を発表した20世紀初めのイギリスの雰囲気が、天海さんの衣装や髪型、アクセサリーなどから感じられて、その世界観にギューと引き込まれるな、と思いました。
【天海】ありがとうございます。2作品ともレトロと現代が混じり合った不思議な世界観、独特の雰囲気があると思います。何より、原作の殺人トリックが現代でも通じるというところが、最高に面白いですよね。視聴者の皆さんにはどっぷり浸っていただきたいです。
【沢村】どちらにも社会的地位や資産がある人たちが登場するので、話し方や言葉使いからも、アガサ・クリスティの世界観を感じますよね。
【天海】そうですね。普段、耳にする日本語だけが日本語じゃないといいますか、美しいことばや丁寧な言い方があることに気づいてもらえるといいですよね。
■『パディントン発』の列車に乗って『大女優』のパーティーに向かってほしい(天海)
【沢村】天海さんが今回は和製“ミス・マープル”、探偵という立場でどうやって事件の謎解きをしていくのか、楽しみです。
【天海】今回、演じた天乃瞳子(あまの・とうこ)は、前田敦子さん演じる、私の右腕である“スーパー家政婦”・中村彩さんからいろいろな情報をもらって推理をしていくんです。以前、ボス自らあちこちに出かけて捜査する刑事ドラマをやりましたが、それとは真逆のやり方で真相にたどり着くというのが面白かったです。
【沢村】昨年放送された『そして誰もいなくなった』で演じた相国寺竜也という刑事を再びやらせていただいたんですが、今回は荒川良々くんと水沢エレナさんとの3人のチームだったので、前回とはまたちょっと違う気持ちで臨みました。とにかく“事件のことだけ”を考える、ちょっと変わった男なんですが、捜査を進めるうちに事件関係者の人間模様が見えてきて、人の心を読み解かないと、事件の謎も解けないことに気づいていく。
【天海】2作目ということでキャラクターの成長も見られるんですね。『相棒』だって、『ドクターX』だってシリーズが続くことで成長し続けている。
【沢村】来年もまた…とは今の時点では言えませんけど(笑)。今回の第一夜、第二夜をたくさんの方に楽しんでいただかないと。
【天海】今回は、第一夜のほうが撮影も先でしたし、“切り込み隊長”として頑張りました(笑)。『パディントン発4時50分』の列車に乗って、沢村さんと一緒に『大女優』の豪華なパーティーに向かってほしいです。
■色褪せることのない名作ミステリーを二夜連続で
第一夜『パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』は、並走する列車の車窓から殺人現場を目撃する…というドラマチックな幕開けが印象的な傑作ミステリー。亡き夫の母・雀(草笛光子)が目撃した事件の捜査に乗り出した天乃瞳子(天海)は、線路に隣接して広がる製菓会社社長・富沢信介(西田敏行)邸の敷地の中に死体が投げ込まれたのではないかと推理。知人の家政婦・中村彩(前田)を富沢邸に潜入させ、消えた死体の行方を追う。そこでさらなる殺人事件が起こり…。
第二夜『大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜』は、ハリウッドでも1980年に『クリスタル殺人事件』として映画化された名作ミステリー。物語の幕開けは、映画界の大物女優が開いた豪華絢爛なパーティーで起きたひとつの殺人事件。犯人の標的は、その女優だったのではないかと見られる中、第2、第3の殺人が起きる。謎多き連続殺人を、警視庁捜査一課の警部・相国寺竜也(沢村)が鮮やかに解き明かしていく。
■話し方や言葉使いからもアガサ・クリスティの世界観を感じる(沢村)
【沢村】出来上がったポスターを見て、すごく楽しみになりました。アガサ・クリスティが作品を発表した20世紀初めのイギリスの雰囲気が、天海さんの衣装や髪型、アクセサリーなどから感じられて、その世界観にギューと引き込まれるな、と思いました。
【天海】ありがとうございます。2作品ともレトロと現代が混じり合った不思議な世界観、独特の雰囲気があると思います。何より、原作の殺人トリックが現代でも通じるというところが、最高に面白いですよね。視聴者の皆さんにはどっぷり浸っていただきたいです。
【沢村】どちらにも社会的地位や資産がある人たちが登場するので、話し方や言葉使いからも、アガサ・クリスティの世界観を感じますよね。
【天海】そうですね。普段、耳にする日本語だけが日本語じゃないといいますか、美しいことばや丁寧な言い方があることに気づいてもらえるといいですよね。
■『パディントン発』の列車に乗って『大女優』のパーティーに向かってほしい(天海)
【沢村】天海さんが今回は和製“ミス・マープル”、探偵という立場でどうやって事件の謎解きをしていくのか、楽しみです。
【天海】今回、演じた天乃瞳子(あまの・とうこ)は、前田敦子さん演じる、私の右腕である“スーパー家政婦”・中村彩さんからいろいろな情報をもらって推理をしていくんです。以前、ボス自らあちこちに出かけて捜査する刑事ドラマをやりましたが、それとは真逆のやり方で真相にたどり着くというのが面白かったです。
【沢村】昨年放送された『そして誰もいなくなった』で演じた相国寺竜也という刑事を再びやらせていただいたんですが、今回は荒川良々くんと水沢エレナさんとの3人のチームだったので、前回とはまたちょっと違う気持ちで臨みました。とにかく“事件のことだけ”を考える、ちょっと変わった男なんですが、捜査を進めるうちに事件関係者の人間模様が見えてきて、人の心を読み解かないと、事件の謎も解けないことに気づいていく。
【天海】2作目ということでキャラクターの成長も見られるんですね。『相棒』だって、『ドクターX』だってシリーズが続くことで成長し続けている。
【沢村】来年もまた…とは今の時点では言えませんけど(笑)。今回の第一夜、第二夜をたくさんの方に楽しんでいただかないと。
【天海】今回は、第一夜のほうが撮影も先でしたし、“切り込み隊長”として頑張りました(笑)。『パディントン発4時50分』の列車に乗って、沢村さんと一緒に『大女優』の豪華なパーティーに向かってほしいです。
■色褪せることのない名作ミステリーを二夜連続で
第一夜『パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』は、並走する列車の車窓から殺人現場を目撃する…というドラマチックな幕開けが印象的な傑作ミステリー。亡き夫の母・雀(草笛光子)が目撃した事件の捜査に乗り出した天乃瞳子(天海)は、線路に隣接して広がる製菓会社社長・富沢信介(西田敏行)邸の敷地の中に死体が投げ込まれたのではないかと推理。知人の家政婦・中村彩(前田)を富沢邸に潜入させ、消えた死体の行方を追う。そこでさらなる殺人事件が起こり…。
第二夜『大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜』は、ハリウッドでも1980年に『クリスタル殺人事件』として映画化された名作ミステリー。物語の幕開けは、映画界の大物女優が開いた豪華絢爛なパーティーで起きたひとつの殺人事件。犯人の標的は、その女優だったのではないかと見られる中、第2、第3の殺人が起きる。謎多き連続殺人を、警視庁捜査一課の警部・相国寺竜也(沢村)が鮮やかに解き明かしていく。
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2018/03/24