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【西郷どん】鈴木亮平、ふっくら 奄美ロケは天気にも恵まれ「不思議な力を感じる」

 俳優の鈴木亮平と女優の二階堂ふみが14日、鹿児島県奄美市内でNHK・大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)の撮影中に取材に応じた。今から150年ほど前、幕末・維新の時代に活躍した西郷隆盛(吉之助)の生涯を描く本作。島送りとなった時期の撮影のため、奄美ロケに臨んでいる鈴木は、一回り、いや二回りくらい大きな体になって、その身を持て余している不遇の吉之助を体現。「実際に西郷さんがいた地で、空気を感じながら撮影できるというのは、特別なものがあり、自然と、西郷さんの当時の思いに近づいていっているような気がします」と、その手応えを語った。

『西郷どん』の奄美ロケを行っている(左から)二階堂ふみ、鈴木亮平 (C)NHK

『西郷どん』の奄美ロケを行っている(左から)二階堂ふみ、鈴木亮平 (C)NHK

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 この日は、5月13日放送予定の第18回のシーンを撮影。薩摩藩主・島津斉彬を失い幕府に追われ、絶望の中で奄美大島に島送りとなった吉之助は、菊池源吾と名乗り、龍佐民(柄本明)やとぅま/愛加那(二階堂)の世話になりながら生活をする。薩摩から江戸へ出てきたばかりのはつらつとした吉之助とは別人のように心を閉ざしていたが、島のさまざまな事情を知っていく中で、島の暮らしをもっと教えてほしいととぅま/愛加那に願い出るシーンなどを撮影した。

 今回のロケは、2月28日から3月8日まで沖永良部島で行い、奄美大島にはきのう13日に入ったところ。鈴木は「天気にも、島の不思議な見えない力を感じます。きのうも、嵐の場面の撮影で突然土砂降りになったり、沖永良部島の牢獄の場面も嵐の設定でしたが、そこも本当に嵐になったり、旅立ちや出立の場面ではかならずピカーンと晴れたり。島の力なのか、西郷さんからの自分と同じ思いを味わってくれという力なのか、不思議なものを感じながら撮影しています」と話した。

 二階堂も「奄美にきて、島の方々とお話をしていると、皆さんすごく愛加那さんを愛していらっしゃって、そういう方々の気持ちであったり、見えない力みたいなものに、助けられながら撮影させていただいているなと感じています」と、鈴木を同じ感慨を抱いているよう。

 今後、新たに登場する愛加那は、吉之助の2度目の結婚相手となる島の娘。鈴木は愛加那について「今までの『西郷どん』には全く出てこなかったタイプの女性で、女戦士みたいでたくましくて、男性に敬語を使わない女性に吉之助は初めて出会います。愛加那の持つエネルギーと、二階堂さんのエネルギーが合わさって、すごく魅力的な女性になっていると思いますし、この女性なら西郷さんを変えていっただろうなと思わせる愛加那像になっています」と紹介していた。

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