ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

高良健吾&倉科カナ、同郷・同い年での夫婦役に感慨「縁があると思った」

 俳優の高良健吾(30)、女優の倉科カナ(30)が14日、都内で行われた熊本県による復興支援ドラマ『ともにすすむ サロン屋台村』舞台あいさつに登壇。ともに熊本県出身で、同じ時期に芸能活動を始めた2人は、今作で夫婦役を好演。高良は、倉科との接点がほぼなかったといい「倉科さんのことは高校生の時からなんとなく知っていたんですけど、今回、ほぼ『はじめまして』の状態で、この作品で夫婦役をやれるというのは縁があるなと思いました」と感慨深げに語った。

同郷・同い年での夫婦を演じた(左から)高良健吾、倉科カナ (C)ORICON NewS inc.

同郷・同い年での夫婦を演じた(左から)高良健吾、倉科カナ (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 一方の倉科も「同郷で、30歳で、お互いに同じ時期にお仕事を始めたので、同志のように思っていたんですけど、なかなか会えないもどかしさを感じていました。それで、今回しっかり共演するのが初めてで、夫婦役だったというのはスゴく意味があるなと思っています」とにっこり。「熊本で震災があった直後に、高良くんが被災地を回っているのをテレビで見ていて『私も連れて行って』と思っていました。自分が行っても迷惑になるんじゃないかなと思って、なかなか行けないもどかしさを感じていたので、今回このドラマのお仕事の話をいただいて、うれしかったです」と言葉に力を込めた。

 同県では、さまざまな形での復興支援に対する感謝の気持ちを表すとともに、地震の風化を防ぎ、地元の魅力を発信し続けるために、「熊本地震からの復興プロモーション」事業を一昨年より実施。第1弾として制作されたWEBムービー『#フレフレくまもと!』では、歌手・水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」を、約900人の熊本県民をはじめ、蒲島郁夫県知事、くまモン、熊本出身の著名人らが、熊本城や阿蘇など県内20ヶ所で歌いつなぎ、熊本の“今”を伝えた。

 今回の第2弾復興応援ドラマでは、実際に熊本県内の被災地を訪れ、被災した人たちへ取材することで得たエピソードを基にシナリオを制作。震災に直面しても悲観的にならず、日々を明るく前向きに生きている人々の姿をリアルに描いた、笑いあり、涙ありの人情ドラマとなっている。主題歌は、メンバー全員が熊本県出身のロックバンド・WANIMAが歌う「ともに」が採用された。

 高良は「熊本からいただくお仕事は、タイミングが許す限り全部やりたいと思っています。地震のことを扱うなら、自分がやるべきだと思っていました」と熱弁。「震災があって2年近く経ちますけど、こういう作品を通して、まだまだ続いていることだったり、忘れちゃいけないことだったりを感じていただけたら」と呼びかけていた。

 舞台あいさつにはそのほか、熊本県東京事務所長の渡邉純一氏、くまモンも出席。同作は、きょう14日から16日まで、東京・渋谷のユーロライブで無料上映される。

関連写真

  • 同郷・同い年での夫婦を演じた(左から)高良健吾、倉科カナ (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)渡邉純一氏、高良健吾、倉科カナ、くまモン (C)ORICON NewS inc.
  • 復興支援ドラマ『ともにすすむ サロン屋台村』舞台あいさつに登壇した高良健吾 (C)ORICON NewS inc.
  • 復興支援ドラマ『ともにすすむ サロン屋台村』舞台あいさつに登壇した倉科カナ (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索