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原田泰造、NHKドラマで内野聖陽、満島真之介らと共演「気合入った。とにかくがんばりました」

 太平洋戦争に敗戦後、旧満州に取り残された150万人を超える日本人を帰国させるために我が身を捨てて奔走した男たちの実話をもとにした、NHKの特集ドラマ『どこにもない国』(前編=24日・後編=31日 後9:00)の会見が5日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の内野聖陽原田泰造蓮佛美沙子満島真之介らが出席した。

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 満州で終戦を迎えた民間人の丸山邦雄(内野)は、日本への引き揚げを祖国に訴えようと決意。建設会社の社長で資金力のある新甫八朗(原田)と、中国語が堪能で現地の内情にも通じる武蔵正道(満島)とともに、家族を残したまま日本を目指す脱出劇が前編。後編では、占領下の日本政府に憤りながら、引き揚げの実現を訴え続け、家族が一緒に暮らせるようになるまでの長い戦いを描く。

 「満州からの引き揚げについての知識は無いに等しかった」という内野だったが、「今やる価値があるんじゃないか、と二つ返事でやらせていただきました。終戦後の満州が、寒さと飢えと病気と暴力のまさに生き地獄だったことも知らなかった。そんな中、150万人の日本人を救おうと、信念を貫き通し、勇気を持って行動した男たちがいたことに、僕自身が勇気づけられ、パワーをもらいました。見てくださる皆さんにも、そのパワーが伝わればいいなと思いました」と言葉に力を込めた。

 満州からの引揚者に何があったのか、当時を知ることから内野の役作りははじまった。制作サイドが用意した資料だけでなく、「満州に関する本を図書館からも借り漁りました。満州から引き揚げてきた方々の手記もたくさん残っていて、涙なしには読めない資料もたくさんありました」。手に入れた資料の一部は、原田に渡して読むように薦めたものもあった。

 受け取った原田は「大事なところには赤ペンで線が引いてあって、(内野の意気込みを感じて)これは気合い入れてやらないと、と思った。とにかくがんばりました。こんなに気合を入れて撮った作品、初めてなんじゃないか、と思うくらい。内野さんと満島くんと3人のシーンは緊張感たっぷりで、毎日、終わった後、ぐったりしていました」と振り返った。

 本作では大規模なロケを敢行。北九州、大阪、神戸、名古屋、静岡、関東近郊、さらには中国・上海ほかでも1週間ほどロケを行っている。中国語のせりふが多かった満島は、この日も開口一番、中国語であいさつしてみせ、「このドラマ以降、番組でチベットに行ったり、中国に関わる仕事が増えた」という。

 沖縄県出身の満島は「東京に来てから、終戦記念日を知らなければ、広島と長崎に原爆が落とされた日も知らない、歴史の現実から無意識のうちに離れてしまっている人たちが多い」という現実を強く感じることがあるといい、「『満州』と言っても何のことかわからない人たちもすごく多くいると思う。だけど、当時20代の若者たちが夢を持って満州へ渡っていた。僕が演じた武蔵正道さんはその代表格だったんだろうな、と思いました。史実を伝えるのはもちろん、現代の若者の代表としてこのドラマに出ていると思って、これからしっかり生きていきますよ、という思いを込めて演じました。同世代の若い人たちにたくさん見てもらいたい」と熱く語っていた。

関連写真

  • NHKドラマに気合いが入っているネプチューン・原田泰造 (C)ORICON NewS inc.
  • 蓮佛美沙子 (C)ORICON NewS inc.
  • NHKの特集ドラマ『どこにもない国』の会見に出席した満島真之介 (C)ORICON NewS inc.
  • NHKの特集ドラマ『どこにもない国』の会見に出席した(左から)蓮佛美沙子、内野聖陽、原田泰造 、満島真之介 (C)ORICON NewS inc.
  • NHKの特集ドラマ『どこにもない国』の会見に出席した満島真之介 (C)ORICON NewS inc.
  • NHKの特集ドラマ『どこにもない国』の会見に出席した内野聖陽 (C)ORICON NewS inc.

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