『第41回日本アカデミー賞』で新人俳優賞を受賞した中条あやみ（21）、浜辺美波（17）、北村匠海（DISH//　20）、竹内涼真（24）が2日、都内で行われた授賞式に登壇した。

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　『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』で美貌と知性を兼ね備える部長を演じた中条は「みんなで取った賞だと思っています。本当にスゴくうれしいです。熱い気持ちと汗と涙で作った作品で、一生の宝物になるなと思いました」としみじみ。共演者の広瀬すず（19）から「練習の時からみんなをまとめてくれました」とねぎらわれると「すずちゃんやみんなに頼らせてもらいながら、進めることができました」と笑顔で感謝した。

　ベストセラー小説を実写化した『君の膵臓をたべたい』で主演を務めた浜辺は「演じることの楽しさや生きがいを感じることができて、このお仕事をずっと続けていきたいなと思いました」とにっこり。同作が映画初主演となった北村も「小学校3年生の頃に芸能界に所属させてもらって、お芝居のお仕事もさせてもらっていたのですが、ずっと親から『今は小さい役かもしれないけど、きっとそれがつながるから』と言われて12年が経ち、きょうここに立つことができました。ありがとうございます」と喜びをかみしめた。

　竹内は『帝一の國』での演技が評価されての受賞となったが、3人のスピーチを聞き終えた後に“大トリ”として登場。「みんな、コメントがすばらしいですね。そして、この光景はすごく気持ちがいいです。すばらしい方々が見てくださっているので」と率直な感想を吐露。続けて共演者の菅田将暉（25）に向かって、壇上から「菅田くん、もらいました！」とうれしそうに報告すると、菅田も「こうやって見ると、やっぱり大きいなと思いますね」と笑顔で応じるなど、仲の良さをうかがわせた。

　笑いを交えながら、俳優としてさらなる高みを目指す“野心”あふれる竹内の独壇場とも言えるスピーチに、先輩俳優たちも刺激を受けているようで、ドラマ『陸王』で共演した役所広司（62）は「竹内くんは新人のくせにお芝居が上手ですし、本当に困りますね」と笑顔で最大級の賛辞を送っていた。