『第41回日本アカデミー賞』の授賞式が2日、都内で開催され、広瀬すず（19）が映画『三度目の殺人』（是枝裕和監督）で最優秀助演女優賞を受賞した。

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　『三度目の殺人』は、『そして父になる』の福山雅治と是枝裕和監督が再タッグを組んだサスペンス。福山は勝ちにこだわる弁護士を演じ、広瀬は物語の重要な鍵を握る被害者の娘を演じた。

　是枝監督作品は、『海街diary』に続き2度目の出演。『海街diary』ではカンヌ国際映画祭、同作ではベネチア国際映画祭に参加している。

　壇上に立ち、「本当にありがとうございます。何を言えばいいかわからないですが…」と驚いた広瀬。「（是枝）監督にはいつも見たことのない景色をたくさん見させていただくので、これからも少しずつでも恩返しできるようしたい。そして、自分が参加した作品に少しでも力になれる役者さんになれるよう頑張ります」と決意新たにした。

　優秀助演女優賞はそのほか、尾野真千子（『ナミヤ雑貨店の奇蹟』）、北川景子（『探偵はBARにいる3』）、夏川結衣（『家族はつらいよ2』）、薬師丸ひろ子（『8年越しの花嫁 奇跡の実話』）が受賞した。