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内藤剛志×安達祐実、『家なき子』以来23年ぶり連ドラ共演「本当は仲良し」

 俳優の内藤剛志(62)が主演するテレビ朝日系ドラマシリーズ『警視庁・捜査一課長season3』が4月から木曜ミステリー枠(毎週木曜 後8:00)で放送されることになり、今シーズンから女優の安達祐実(36)がレギュラー出演することがわかった。内藤と安達といえば、大ヒットドラマ『家なき子』(1994年、1995年/日本テレビ)。天才子役として華々しくデビューした安達は、内藤演じる飲んだくれの父に虐待される少女を演じ、センセーションを巻き起こした。往年のドラマファンにはたまらない黄金タッグが、連ドラとしては23年ぶりに装いも新たによみがえる。

内藤剛志(中央)主演、テレビ朝日系『警視庁・捜査一課長』(4月スタート)に安達祐実、塙宣之(左)が新加入(C)テレビ朝日

内藤剛志(中央)主演、テレビ朝日系『警視庁・捜査一課長』(4月スタート)に安達祐実、塙宣之(左)が新加入(C)テレビ朝日

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 内藤は「仲が悪いんじゃないかというイメージを持っている人もいるみたいですが、本当は仲が良いんですよ。今回やっと共演のチャンスが来て本当にうれしい!」と言えば、安達も「内藤さんは私の中で特別な存在。今回、ご一緒していなかった時間を凝縮するかのように、私のお芝居を目の前で見てもらえるチャンスが来たことが純粋にうれしい」と、共演を喜びあっている。

 連ドラの共演は23年ぶりだが、2014年に内藤がレギュラー出演する『科捜研の女』(主演:沢口靖子)に安達がゲスト出演したことがあり、「撮影の合間に2人で話していたら、周囲がザワついていたんですよ(笑)」と内藤。実際はLINEでつながる仲だといい、「(『家なき子』が)代表作といわれるのはうれしいけど、それを超えるものをやりたいね、と2人でずっと話をしてきた」と明かす。「僕にとって、祐実ちゃんは、血は繋がっていないけど娘のように感じる、稀有な存在。特別すぎてうまく言い表せないのですが、あの時から不思議な絆を感じる」という。

 安達も『家なき子』当時を振り返り、「私がまだ子どもであまり大人の方々とお話しができなかったので、(内藤が)こんなにおしゃべりが弾む方だったんだな、と改めて思いました(笑)。『家なき子』撮影当時は、本番で内藤さんから台本にはないアドリブが投げかけられると、役柄の“すず”として『負けない!』という気持ちが湧き上がってきたことを覚えていますね。お父さん役で共演させていただいた俳優さんはたくさんいるのですが、内藤さんはやはり私の中で特別な存在。すごく不思議なのですが、“何か”が違うんです!」と話していた。

 同ドラマは、警視庁の花形部署、捜査一課の400人以上の精鋭刑事を統率する“課長”が主人公。捜査一課長は、ヒラ刑事から這い上がってきたノンキャリアの“叩き上げ”が務める、警察組織内でも特殊なポスト。都内で起きるすべての凶悪事件に臨場し、いくつもの捜査本部を同時に指揮しながら捜査方針を決めるなど、極めて重い責務を担っている。そんな捜査一課長に上り詰めた大岩純一が、危機に立たされながらも、「被害者の無念を晴らすため、一刻も早くホシを上げる!」の大号令のもと、信頼する部下たちと共に重責を果たしていく姿を描いていく。

 2012年7月、『土曜ワイド劇場』からスタートし、16年4月期に連ドラ化。昨年4月期に『season2』が放送され、平均視聴率12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好成績を残した。“見つけのヤマさん”こと小山田管理官役の金田明夫や、大岩の愛妻・小春役の床嶋佳子のほか、本田博太郎、矢野浩二、鈴木裕樹など、おなじみの面々が再集結する中、安達は新キャラクターの女性刑事・谷中萌奈佳(やなか・もなか)を演じる。

 さらにもう一人、大岩捜査一課長の側近中の側近である“運転担当刑事”役にお笑いコンビ・ナイツ塙宣之が抜てきされた。塙が演じる奥野親道(おくの・ちかみち)は、妻の死後、子育てのためしばらく事務職に移り、再び現場の第一線に戻ってきた異色の刑事。長年の主夫経験から得た生活の知恵や“女子力”を駆使して、捜査に奔走する。

 塙は「僕は意外と子育てにも参加しているので、ピッタリな役だなと思いましたね。2人の娘のために『プリキュア』の新シリーズもチェック済みですし、“女子力”は高いんですよ(笑)。事件解決のヒントとなるようなせりふを言わせていただけるのかな、と今から楽しみにしています」と、意気込んでいる。

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