平昌五輪に出場した日本選手団の解団式が27日、都内で開かれた。その後、報告会が行われたが、寒空の下集まった多くの観客を前に、司会の元テニスプレイヤー・松岡修造がイベント開催約10分間前に登場。連日現地で熱のこもったリポートを届けた松岡は解散式もMCとし見届け「すでに燃え尽き症候群」と話したものの、平昌での熱を伝えるため最後の“熱烈対応”で、選手とファンをつないだ。 選手登場までの10分間、松岡が語ったのは全ての熱戦を戦い抜いた選手たちへの気遣いだった。「選手が話している時にうなずいてあげること、うなずいてくれるとめちゃくちゃ(選手は)話しやすい。きょうは楽しい会にしたいのでよろしくお願いします」と選手側の立場に立って観客に呼びかけ。「カーリング、何聞きたい? もぐもぐタイム聞いちゃう? そだねーって聞く?」と積極的に観客とコミュケーションをはかり、会場を温め続けた。
2018/02/27