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阪口周平、ラブシーンの吹き替え「絶対リテイクしたくない」

 声優の阪口周平舞山裕子が27日、都内で行われたマーベル・コミック原作のテレビドラマシリーズ『マーベル インヒューマンズ』日本語吹替版先行試写&トークイベントに出演。質疑応答のコーナーで、観客の女性から「ベッドシーンの吹き替えの時はどうしているの? 相手役の声優さんと見つめあったりするんですか?」といった素朴ながらも鋭い問いかけに、阪口は「ラブシーンは絶対リテイクしたくない。1回で終わらせたい。人間の愛情の根幹の部分がでる2回は同じクオリティは出せない」と答え、舞山も「それはありますね」と大きくうなずいていた。

声優ゲストとして参加した(左から)舞山裕子、阪口周平

声優ゲストとして参加した(左から)舞山裕子、阪口周平

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 本作の第1話の冒頭で、舞山が担当するメデューサ(アティランという王国の女王)と、アティランの王ブラック・ボルトが愛し合うシーンが登場。「このシーンが初めてのブラック・ボルトとメデューサのシーンだったので、もう一回やってみようか、というのがあって、今回2回やっているんです。本当に恥ずかしかったですね」。

 アフレコの現場では数本のマイクに向かって、映像を見ながら声優たちが代わる代わるせりふを言っていくのだが、「いろんな現場があると思いますが、今回は、画面を見ながらやっているので、私越しに画面を見ていた人たちのほうが恥ずかしかったと思う。どういう顔でチューチューやっているんだろうって(笑)。濡れ場が初めての若い声優さんとかもいたと思うので、興味津々だった」と舞山。今回は「失敗しなかったんですけど」と前置きしつつ、「相手役の声優さんがいる方を向いてしまって、マイクから外れてしまいよく怒られます」とラブシーンならではの難しさを語っていた。

 一方、阪口は「目は合わせないですけど、僕は、相手役の声優さんがいる側を意識して、台本を持つ手を変えて、少しでも意識を近づけようとします」と明かし、普段あまり聞くことができない話に観客も笑ったり感嘆の声を漏らしたりしていた。

 同ドラマは、ドラマシリーズ『マーベル エージェント・オブ・シールド』にも登場するインヒューマンズ(超人類)。小さなささやきでも街を破壊する力のある声の持ち主でもあるブラック・ボルトはインヒューマンズが住む王国アティラン王として国を治めていた。ところが、弟のマクシマス(CV:阪口周平)が起こした軍のクーデターにより王国が分断され、追われる身となった王族たちは地球のハワイへと逃げ込む。ハワイでの生活は、ロイヤルファミリーにとって思いがけないものになる。それは彼らを救うだけでなく、地球自体も救う鍵となるという、壮大な冒険を描く。

 同ドラマはIMAXの劇場で先行公開された第1話と第2話はもちろん、第3話以降、全8話が無料BS局「Dlife」で3月3日(毎週土曜 後9:00〜22:00)より放送される。第3話〜第5話には、タレントのすみれが、インヒューマンのローカス役で出演(吹替はすみれ自身が担当)する。

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  • 声優ゲストとして参加した(左から)舞山裕子、阪口周平
  • テレビドラマシリーズ『マーベル インヒューマンズ』Dlifeで3月3日スタート(C)2017 MARVEL & ABC Studios.

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