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ガレッジセール・ゴリ、監督2作目『洗骨』完成 主演は奥田瑛二

 お笑いコンビ・ガレッジセールゴリが、本名の照屋年之として監督を務めた長編映画『洗骨(せんこつ)』が完成し、今年公開されることがわかった。俳優の奥田瑛二が主演を務め、沖縄を舞台に、家族の絆と先祖とのつながりをユーモアたっぷりに描く。

ゴリが監督を務めた映画『洗骨』は今年公開。写真は左から鈴木Q太郎、水崎綾女、奥田瑛二、筒井道隆 (C)『洗骨』製作委員会

ゴリが監督を務めた映画『洗骨』は今年公開。写真は左から鈴木Q太郎、水崎綾女、奥田瑛二、筒井道隆 (C)『洗骨』製作委員会

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 ゴリは2016年に短編映画『born、bone、墓音。』の監督を務め、『ショートショート フィルム・フェスティバル&アジア2017』ジャパン部門賞グランプリなど、短編映画祭で高評価を受けた。

 その短編を原案に、監督自ら脚本を執筆も手がけ、長編映画として新たに生まれたのが『洗骨』だ。“洗骨”とは、一度土葬あるいは風葬などを行った後に、死者の骨を海水や酒などで洗い、再度埋葬する葬制。同作は、洗骨という家族の儀式を通して、そこに至る過程でのさまざまな家族の思いやバラバラだった家族が一つになっていくさまを描く。

 主演の奥田、筒井道隆水崎綾女の3人が主要キャストを演じ、大島蓉子坂本あきら筒井真理子鈴木Q太郎ハイキングウォーキング)らが共演。全編沖縄ロケによる美しい島や海の風景も見どころとなる。

 ゴリは「恐いタイトルですよね。沖縄出身の僕ですら知らなかった風習。昔は琉球諸国、東南アジアなど、かなりの地域で行われていた『洗骨』。調べれば調べるほど、命を授かった先祖に対する感謝の恩返しを『骨を洗う行為』に感じます。命がつながるとは何なのか? そんな当たり前に命のリレーをしてきた我々の生活を、一つの家族を中心にハートフルコメディー調に仕上げてみました」と説明した。

 監督としても活躍する奥田は、同作が「自身にとって、とても大切な作品になりました」と思い入れの強さを明かし、「沖縄で過ごした1月余が宝物となった。これは、ひとえにゴリ監督の手腕と映画への愛に他ならない」と絶賛。筒井は「重い作品になりそうですが、コメディーの要素もたくさんあるので、楽しく観ていただけると思います。個人的にオススメはQ太郎さんのシーンです」とコメントを寄せた。

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  • ゴリが監督を務めた映画『洗骨』は今年公開。写真は左から鈴木Q太郎、水崎綾女、奥田瑛二、筒井道隆 (C)『洗骨』製作委員会
  • 主演の奥田瑛二(C)『洗骨』製作委員会

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