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是枝裕和監督最新作『万引き家族』に池松壮亮、高良健吾ら 追加キャスト発表

 リリー・フランキー安藤サクラらが出演する是枝裕和監督の長編14作目となる最新作のタイトルが、『万引き家族』(6月公開)に決定。併せて、池松壮亮高良健吾ら追加キャストが発表された。

(写真左上から)池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴(左下から)柄本明、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、片山萌美

(写真左上から)池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴(左下から)柄本明、緒形直人、森口瑤子、山田裕貴、片山萌美

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 同作は、『誰も知らない』、『そして父になる』など、さまざまな“家族のかたち”を描き続けてきた是枝監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る意欲作。リリー、安藤のほか、松岡茉優樹木希林らの出演が発表されていた。

 開発が進むなか、ポツンと残された古い住宅街。日雇い労働者の父、治(リリー)と息子の祥太(城桧吏)は“親子”ならではの連携プレーで万引きに精を出している。その帰り道、団地の廊下で凍えている幼い女の子を目にした治は思わず家に連れて帰ってしまう。突然、子どもを連れてきた夫に腹をたてる信代(安藤)だったが、体じゅう傷だらけのゆり(佐々木みゆ)の境遇を察し、面倒をみることにした。祖母、初枝(樹木)の年金を頼りに暮らすその一家は、JK見学店でバイトをしている信代の妹・亜紀(松岡)、そして新しい家族のゆりも加わり、貧しいながらも幸せに暮らしていたが…。

 是枝監督は、タイトルについて「実は、万引きする人たちのお話であると同時に、万引きされた人たちの物語でもあるという二重の意味を込めたタイトルなのですが、そこは出来上がった映画を観ていただくとご理解いただけるのではないか、と思っています」と説明した。

 亜紀が働くJK見学店の常連客「4番さん」を演じ、是枝監督作品には2度目の参加となる池松は「非常に短い時間で名前もない言葉も発しないという役でしたが、いつまでもこのままいれたらと思ってしまうような豊かな時間をいただきました」とコメントを寄せた。

 主人公一家の“仕事”を捜査する刑事役を、いずれも是枝組初参加の高良、池脇千鶴が演じ、一家の子どもたちを見守る駄菓子屋の店主役に柄本明。そのほか、緒形直人森口瑤子山田裕貴片山萌美が出演する。

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