ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

亀梨、“号泣”熱演はテストシーンだった プロデューサーが裏側語る

 亀梨和也が主演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『FINAL CUT』(毎週火曜 後9:00)。いよいよ今週13日には第6話、物語は後半戦に突入するが第5話では亀梨演じる主人公・中村慶介と人気司会者・百々瀬(藤木直人)の対決シーンを放送。大粒の涙を流して百々瀬に詰めよる亀梨の熱演が印象的だったが、豊福陽子プロデューサーは「実は、放送されたあの映像の一部は、本番の前、つまりテストで撮影されたものなんです」と裏側を語った。

カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『FINAL CUT』第5話より、藤木直人 (C)カンテレ

カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『FINAL CUT』第5話より、藤木直人 (C)カンテレ

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同ドラマは慶介が母親・恭子(裕木奈江)を殺人事件の犯人かのように扱い、死に追い込んだ罪深きテレビ番組関係者に“ある目的”のために制裁を加え、事件の真犯人を追う姿を描くメディア復讐劇。ついにその首謀者が百々瀬だったことを突き止めた慶介が、百々瀬との直接対決に挑む。公開されると人生が終わる致命的な映像“ファイナルカット”を百々瀬に突きつけた慶介は、死に追い込まれた無実の母の無念、そしてメディアによって人生を壊される恐ろしさについて、鬼気迫る表情で攻め立て、対する藤木はあくまで冷静に自らの信念を力強く説く…というこの場面。

 撮影では亀梨・藤木の共演シーンはこれが初めて。豊福プロデューサーは「お二人は相談を重ねながら、慶介と百々瀬の空気を作り上げていき、このシーンをお昼から深夜にかけて撮影しました。長時間、一度も途切れることなく集中するお二人を中心に、スタッフも含めて緊張感が漂っていました」と、張り詰めた現場の雰囲気を明かす。

 実は一部、本番ではなかったという亀梨の号泣シーン。「通常は、テストを行ってから本番を撮影するのですが、あのシーンに関しては、亀梨さんと藤木さんの高まる気持ちを感じ取った三宅監督が急きょカメラを回すよう指示しました。だからこそ、一気に感情を爆発させた慶介の表情や、それを目の当たりにした百々瀬のリアクションなど、非常に生々しい両者のぶつかり合いを撮影できたと思います」と手応えをにじませた。

 13日放送の第6話では、慶介の追及から華麗な機転で逃れた百々瀬を中心に『ザ・プレミアワイド』チームが慶介に反撃開始する。恋人殺しの疑惑でメディアに追い込まれた矢口(中村倫也)をめぐる事件で、慶介に思いもよらぬ事態が巻き起こる。

関連写真

  • カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『FINAL CUT』第5話より、藤木直人 (C)カンテレ
  • カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『FINAL CUT』第5話より中村倫也(C)カンテレ
  • カンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『FINAL CUT』第5話より、杉本哲太、水野美紀、やついいちろう、林遣都、藤木直人(C)カンテレ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索