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間宮祥太朗、俳優デビューから10年「一つひとつ、着実に」

 武器を持たず丸腰で警護対象者を護る民間警備会社の“ボディーガード”を題材にしたテレビ朝日系ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(毎週木曜 後9:00)にレギュラー出演している間宮祥太朗。身辺警護課のメンバー最年少の沢口正太郎を演じている。早いもので俳優デビューから10年。撮影の合間に話を聞いた。

――“身辺警護課”の仕事はいかがですか?

【間宮】ようやく慣れてきたかな、という感じです(笑)。民間の警備会社の身辺警護課所属と聞いて、最初はピンとこなかったんです。ボディーガードといえば、洋画に出てくる一人の腕利きの男がヒロインを守って、派手なアクションを繰り広げるイメージがありました。ですが、井上由美子さんの脚本を読んでいくうちに、なるほどな、と気付かされることが多くて。カタカナのボディーガードではなく、民間の警備会社はわりと身近な存在。自宅や会社やビルの警備とか、僕らが出席する舞台あいさつやイベントの会場にも警備をしてくれている方々がいらっしゃるし、警備の仕事に携わっている方は意外と多いんじゃないかと思いました。

――本作の身辺警護課のメンバーも木村拓哉さん演じる島崎は工事現場などの道路警備課、上川隆也さん演じる課長の村田は施設警備課、斎藤工さん演じる高梨は現金輸送警備課、菜々緒さん演じる菅沼は保安警備課でスーパーの万引き犯をつかまえたりしていました。間宮さん演じる沢口は危機管理課から招集された。警備の仕事も一言でくくれないほど多岐に渡っているんですよね。

【間宮】そうなんです。身辺警護をチームで連携してやるイメージがなかったので、今回はそこが新鮮でした。脚本の井上さんからは、「沢口は陽気さを武器にしてください」というワードをいただいたので、それを意識しています。沢口はそうしようと思っているわけではないけれど、結果的にその場の空気がなごむような存在になりたい。島崎さんと高梨さんはピリピリしているし、菅沼さんはズケズケ言うタイプだし、さらに江口洋介さん演じる警視庁SPがからむとものすごく緊張感があるので。沢口は物事を深く考えずノリが軽いところもあるのですが、緊張と緩和でいったら、なごみの部分をうまいこと担っていきたいと思っています。今後は、よりチームプレーが見どころになってくると思います。

――木村拓哉さんとは初共演ですが、印象は?

【間宮】第1話で伊武雅刀さんが演じた食品会社会長の警護を、島崎と沢口が担当したので、いきなり木村さんと現場で一緒に過ごす時間が長かったんですが、木村さんの方から気さくに話しかけくださって、おかげでものすごく楽しい気分でスタートできて、いまも絶賛撮影中です(笑)。ボディーガード役は木村さんもはじめてだと伺っているのですが、島崎はボディーガード経験者という設定なので、やり慣れている感を自然と、それも場面、場面で瞬時にお芝居で表現しているところにいつもハッとします。

――俳優デビュー(2008年)から今年で10年ですね。

【間宮】はじめたばかりの頃は、15歳で学生でしたし、仕事に対する意識もいまとは違っていたと思うので、10年仕事してきました、という実感はあまりありません。でも、さすがに新人とは言えなくなってきましたね(笑)。

 子どもの頃から映画を見るのが好きで、映画づくりに携わる仕事に就きたいと思っていました。中学3年生の自分にとってチャレンジしやすかったのが、役者として映画の世界に飛び込むことでした。16歳の時に長塚圭史さんの舞台(『ハーパー・リーガン』)に出演させていただいて、映画ばかり見ていた僕としては、はじめて舞台を経験して、演劇ってものすごく面白いなと思ったんです。それが第一波。

 それから劇団柿喰う客の舞台『露出狂』(2010年)に出演した時に、共演した俳優の玉置玲央さんとの出会い、意識が180度変わったというか。ただ一緒に共演しただけだったんですけど、玉置さんの言動に感化されるものがあって。それ以来、オーディションにも気負わずに臨めるようになって、周りの役者さんたちの良さもよく見えるようになっていきました。それが第2波。徐々にせりふが多い役をもらえるようになっていって、10年経ったのか…という感じですね。劇的なことがなくて、話としては面白くないかもしれませんが(笑)、階段を一つひとつ、着実に上って行く、それが自分に合っている気がしますし、そう努めたいと思っています。

関連写真

  • テレビ朝日系『BG〜身辺警護人〜』に出演する間宮祥太朗 (C)ORICON NewS inc.
  • 身辺警護課沢口を演じる (C)ORICON NewS inc.

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