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天海祐希、“和製ミス・マープル” アガサ・クリスティ作品初挑戦

 女優の天海祐希が、「ミステリーの女王」アガサ・クリスティ原作のテレビ朝日系スペシャルドラマ『パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』(3月放送)に主演する。アガサ作品初挑戦の天海は「彼女がどんな風に考えて作品を書いていたのか、とても興味をそそられますね」とコメント。連続殺人の謎を解いていく役回りで、膨大なせりふが課されているが、事件に挑むヒロインさながら、天海もその試練に果敢に挑んでいる。

“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの名作をドラマ化。天海祐希主演、沢村一樹主演の2本を二夜連続放送決定(C)テレビ朝日

“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの名作をドラマ化。天海祐希主演、沢村一樹主演の2本を二夜連続放送決定(C)テレビ朝日

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 原作は、車窓から並走する列車の殺人現場を目撃する…というドラマチックな幕開けが読者に鮮烈な印象を与えた『パディントン発4時50分』(1957年刊行)。アガサ・クリスティが生み出した名探偵ミス・マープル”が活躍する傑作の一つだ。原作では鋭い洞察力により難事件を解決に導く老婦人として描かれているミス・マープルを、今回、“元敏腕刑事にして危機管理のプロ”という経歴を持つデキる女、天乃瞳子(あまの・とうこ)に大胆にアレンジ。天海演じる“和製ミス・マープル”が並走する列車の中で殺人!? “消えた死体”の謎を追う。

  “危機管理のプロにして名探偵”という新たなキャラクター・瞳子を、凛とした演技で作り上げる天海。「アガサ・クリスティ作品は、時代と国境を超えて世界中の方々に愛されています。謎解きもトリックもものすごく面白いのですが、作品の最も大きな鍵となるのは“人間の心の機微”。立場や男女の違いによって生じる感情が根底に描かれ、すべては人間が引き起こしたことなのだと考えると、とてもドラマチックで面白い作品ばかりです。登場人物のキャラクターも個性豊かで、さまざまな人間が絡み合うミステリーなので最後まで楽しんでいただけると思います」と手応えを明かしている。

 テレビ朝日では、アガサ・クリスティ作品から、日本初映像化となる『そして誰もいなくなった』を昨年3月に2夜連続放送。これにつづいて、今年もアガサ・クリスティの名作がドラマ化され、二夜連続ドラマスペシャルとして放送される。『パディントン発4時50分〜寝台特急殺人事件〜』のほかに、沢村一樹主演の『大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜』が決定。大女優が開いた豪華絢爛なパーティーでひとりの女性が殺され、容疑者だらけで捜査が難航するというストーリー。沢村は昨年の『そして誰もいなくなった』にも登場した警視庁捜査一課・特別捜査係のキレ者警部・相国寺竜也(しょうこくじ・りゅうや)に再び扮し、謎多き連続殺人事件に挑む。

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