YouTubeは、世界中の人々が利用する便利な動画共有サービスであり、モラルを守った上で魅力的な動画をアップするユーチューバーがほとんどだが、最近、一部のユーチューバーが、常軌を逸した行動を取っていることも目立つようになった。米ユーチューバーのローガン・ポール氏が来日したとき、青木ヶ原樹海で問題のある動画を配信したことが話題になり、その結果、22歳の彼は世界中から大きな非難を受け、ユーチューバーとしての信頼は地に落ちた。そのほか、全豪オープンテニスの試合で観客席にいたユーチューバーが、試合中に大声を出すなどの迷惑行為を行い、その模様を自身のチャンネルで配信したことも、問題視されている。 この根底には、派手な行動を起こして耳目を集めることで動画の閲覧数を増やし、その結果、広告収入を得るという「お金」に絡んだモチベーションも関係するようだ。ざっくり言ってしまうと、動画が炎上すると儲かるから、ムチャをする人も出てくるのだ。
2018/02/02