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安藤サクラ、朝ドラ史上初の“ママさん”ヒロイン抜てき 18年後期『まんぷく』

 NHKは1月31日、2018年度後期の「連続テレビ小説」99作目『まんぷく』(月〜土 前8:00 総合ほか)のヒロイン・福子役が安藤サクラ(31)に決まったことを発表した。安藤は「相当覚悟を決めて、やっときょう立てた。ホントにいろんなことを考えて悩んで、このオファーを受けました」といい「何をあいさつしていいか頭が真っ白になってしまった。どうしよう、こんなことになるとは思わなかった。恥ずかしい…」と微笑んだ。

18年後期の朝ドラ『まんぷく』のヒロインに決定した安藤サクラ(C)ORICON NewS inc.

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 モデルとなるのは、日清食品創業者の安藤百福(あんどう・ももふく)氏と妻の仁子(まさこ)氏。戦前から高度経済成長時代にかけての大阪を懸命に生き抜く夫婦が、失敗してはどん底から立ち上がる“敗者復活戦”を何度も繰り返した末、「インスタントラーメン」の開発に成功する波乱万丈の物語を描く。脚本は大河ドラマ『龍馬伝』やフジテレビ系『ガリレオ』『HERO』シリーズを手掛けた福田靖氏が担当する。

 安藤は1986年2月18日生まれの東京都出身。2007年、映画『風の外側』のヒロイン役でデビュー。09年、映画『愛のむきだし』で高崎映画祭など数々の映画賞を受賞。父は俳優・映画監督の奥田瑛二、母はエッセイストの安藤和津。12年に結婚した夫は俳優の柄本佑と芸能人一家となっている。17年6月に第1子を出産を発表した。

 キャスティングにあたって制作統括の真鍋斎氏は「安藤サクラさんが、日本屈指の演技力を持った女優であることは、誰もが認めるところでしょう。その類まれなる演技力で、数々の映画・ドラマでは非常に個性的な役柄を演じてられることの多い安藤さんですが、彼女に、朝ドラというフィールドでヒロインとして演じていただけたら、どんなにすてきなことになるだろう。その着想にとらわれたとき、私はとても高揚しました」とコメント。

 「とりわけ、今回はおよそ40年という主人公の人生を描くことになり、生半可な演技力では太刀打ちできないと思っていたので、なおのこと『いいことを思いついた!』と思いました。しかし、安藤さんは、お子さんがお生まれになったばかりだし、大阪でヒロインをやることはなかなか大変だろうなと思っていました。そんなころもあり、安藤さんにしてみれば、このオファーには、もしかしたら戸惑いもおありだったかと思います」。

 「しかし彼女は、覚悟を決めてくださいました。その覚悟に応えるべく、私たち制作・演出陣も全力で安藤さんのお芝居をサポートします。安藤サクラさんを中心に、毎朝一級のお芝居をお届けします。是非ともご期待ください」と力を込めている。

 放送は10月1日から、19年3月30日まで全151回を予定。5月中旬からクランクイン予定している。

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  • 18年後期の朝ドラ『まんぷく』のヒロインに決定した安藤サクラ(C)ORICON NewS inc.
  • 朝ドラ史上初の“ママさん”ヒロイン!
  • 安藤サクラ (C)ORICON NewS inc.
  • 「連続テレビ小説」99作目『まんぷく』のヒロインに決定した安藤サクラ (C)ORICON NewS inc.
  • 「連続テレビ小説」99作目『まんぷく』のヒロインに決定した安藤サクラ (C)ORICON NewS inc.
  • 「連続テレビ小説」99作目『まんぷく』のヒロイン発表会見 (C)ORICON NewS inc.
  • 「連続テレビ小説」99作目『まんぷく』のヒロイン発表会見に出席した制作統括の真鍋斎氏 (C)ORICON NewS inc.

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