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【17年10月期 コンフィデンス・ドラマ賞】主演女優賞は『奥様は、取り扱い注意』綾瀬はるか、華がある名女優へ成長

 オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が、17年10月期(第10回)の結果を発表。「主演女優賞」は、元特殊工作員の過去を持つ主婦が周囲の友人の悩みやトラブルを解決していくアクション・ヒューマンドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)の綾瀬はるかが受賞した。

『奥様は、取り扱い注意』(C)日本テレビ

『奥様は、取り扱い注意』(C)日本テレビ

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 本作は、ドラマ『SP』シリーズ、『CRISIS公安機動捜査隊特捜班』などを手がけるクライムサスペンスの名手・金城一紀氏が脚本を担当。綾瀬は、閑静な高級住宅街で暮らすセレブな専業主婦であり、その裏に元特殊工作員として働いていた過去を持つ女性・菜美を演じた。

 過去の職業から、気づかぬうちにスリルに依存してしまっている菜美は、近所の主婦仲間たちが抱えるさまざまなトラブルに立ち向かっていく。綾瀬は金城作品ではおなじみの武術「カリ・シラット」を見事に習得し、毎話で圧巻のアクションを披露。高い身体性を発揮して、勇ましくもキュートなヒロインを好演した。

 アワード審査員は「最終回での綾瀬vs西島のガチの格闘シーンは素晴らしく、視聴者を存分に楽しませてくれた。主演女優として華があった」(早稲田大学演劇博物館館長・早稲田大学文学学術院教授/岡室美奈子氏)、「美人若手女優からコメディエンヌへ、そして最近はアクションもこなす名女優へ成長。平時のほわっとした表情と、物語が進むにつれて増えるキリッとした表情の緩急も良かった」(国際大学GLOCOM 客員研究員/境真良氏)とコメントしている。

 なお、受賞を受けて綾瀬は、以下のコメントを寄せている。

■主演女優賞:綾瀬はるか
クランクインの3ヶ月前からアクションの稽古を受けていたので、通常よりもドラマの期間が長く感じられました。スタッフさんと一緒にいちから作り上げていって、私自身もみなさんにとっても挑戦の作品だったと思うので、こうして賞をいただけてとてもうれしいです!今回は主演女優賞をいただきましたが、これからもがんばります。

【第10回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果一覧】
作品賞:木曜劇場『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)
主演男優賞:浅野忠信(木曜劇場『刑事ゆがみ』/フジテレビ系)
主演女優賞:綾瀬はるか(『奥様は、取り扱い注意』/日本テレビ系)
助演男優賞:神木隆之介(木曜劇場『刑事ゆがみ』/フジテレビ系)
助演女優賞:手塚理美(『明日の約束』/関西テレビ・フジテレビ系)
脚本賞:福田靖氏(『先に生まれただけの僕』/日本テレビ系)
新人賞:佐久間由衣(『明日の約束』/関西テレビ・フジテレビ系)

 対象作品・俳優は、NHK総合&民法キー局の国内制作で、3話以上・そのクール内に終了する作品(NHK連続テレビ小説等の帯ドラマ、2クールにわたりオンエアされる作品は、放送終了タイミングに審査対象となる)。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者を対象にしたドラマ満足度「オリコンドラマバリュー」の結果と、ドラマに関する有識者及びマスコミのドラマ・テレビ担当者を審査員とした、1月9日の審査会で各賞を決定した。(主要となる「作品賞」、「主演男優・女優賞」の3部門以外は、審査員投票によって決定)

◆第10回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」

提供元:CONFIDENCE

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