タレントの柳沢慎吾（55）が17日、都内で行われた映画『ダークタワー』（27日公開）のイベントに出席。柳沢のイベントではおなじみ、自分で行う“前説”からスタートした。

この記事の写真はこちら（全3枚）

　開始5分前、「どーも！」と元気に登場。年始のあいさつや、「これから出てくるので、盛り上がってください」と自ら場を温め、盛大な拍手で迎えられながら再登場した。

　イベントでは、同作の主人公ガンスリンガーとその宿敵・黒衣の男が繰り広げる戦いを一人で再現することになり、銃の音なども口で出しながら熱演。1人2役のはずが「4役ですね。拳銃の音と、拳銃の弾の音もやった」と苦笑し、額には大量の汗が。その後も汗は止まらず、「いい汗でしょ？　でもなんか寒気がしてきたよ。皆さん、風邪に気をつけてね」と呼びかけた。

　同作は、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』などで知られる作家スティーヴン・キングの小説を映画化。一人の少年が夢に導かれて入り込んだ世界で、世界の支柱とされる“タワー”をめぐって銃使いと世界の崩壊を画策する黒衣の男の死闘を描く。

　作品にちなみ、自身の“宿敵”を聞かれた柳沢は、『ふぞろいの林檎たち』で共演した中井貴一の名前をあげて、「同い年ですが、なぜか彼はしっかりして見える」。中井の落ち着いた佇まいを物まねしてから、「時任（三郎）さんも身長高いから憧れたことある。常に自分の宣伝しちゃって、ごめんなさい。自分の過去が大好きなの」と笑わせた。

　全力で場を盛り上げた柳沢は、司会に退場を促されるもなかなか帰らず。帰ったと見せかけて「俺の悪口言ってなかった？」と再登場を繰り返し、「本当に皆さんありがとう。気をつけて帰ってね」と輝く笑顔で会場を去った。