アイドルグループ・NMB 48のメンバーが、「学校では教えてくれない！」「今さら恥ずかしくて聞けない！」「これからの人生には必要不可欠なさまざまな事！」を学ぶカンテレの番組『NMBとまなぶくん』（毎週金曜　深0：55※関西ローカル）。かまいたち・山内健司が担任、濱家隆一が副担任となり、毎週有名講師を招いて気になるニュースやキーワードを解説してもらっているが、新年1回目の放送となる12日は、番組史上一番の超大物ゲスト、大阪府の松井一郎知事が講師として登場。「大阪の未来のまちづくり」についてNMB48＆ダブりの先輩・テンダラー（白川悟実、浜本広晃）が学ぶ。

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　セット奥の扉から松井知事が登場すると、「わー！」「キャー！」「知事〜！」と口々に叫ぶNMB48メンバーだったが、スタジオにいる全員が超大物講師の登場にいつになく緊張した様子。濱家が「当然、この方は知ってるよね。フルネームは？」と問いかけると、NMB48メンバーの半分くらいは、何やら怪しい様子をうかがわせる。

　授業は、まず大阪府知事の仕事内容について。つとめてわかりやすく説明する松井知事に、NMB48メンバーも興味津々。すると、「せっかく来てもらっているので、この際だから！」と濱家の提案で、NMB48メンバーから松井知事への質問タイムに。「休みの日は何をしてますか？」（れーちゃん／上西怜）、「生きる楽しみは何なんですか？」（あいり／谷川愛梨）、「怖い表情をしているイメージですけど、見たら“カワイイ！”ってなるものありますか？」（ジョー／城恵理子）など、普段の知事の仕事では聞かれることがないような、『まなぶくん』ならではの質問が次々に飛び出す。

　休みの日には、「友達と、どっか行ったり…」と答えて、「何友達？」「橋下（徹）さんですか？」と追及を受け、思わず、「彼も僕も、友達少ないから…」と漏らす松井知事。さらに、意外な趣味をポロリと告白し、スタジオにいる全員を驚かせる。

　続いては、2025年大阪万博開催を目指し、現在大阪府が行っているさまざまな活動の授業に。1970年に開催された大阪万博の懐かしい映像を見ながら、“そもそも万国博覧会とは？”といった基本的な疑問から、解説する。さらに、松井知事が大阪万博開催に対する熱い思いを語ると、NMB48も真剣な表情に。松井知事の「どういう環境で生まれても、どういうエリアで生活をしても、人生最後まで豊かに楽しく過ごせる、そういうモノとサービスをこの万博で生み出して世界に貢献しよう」という発言が出たところで、ジョー（城恵理子）の目になんと涙が。「ちょっと待って。何なん？　ジョー!?」とうろたえる濱家に、「すごい…人の命のことを考えてくれていて、生きる意味を考えさせられました」と、感動のあまり涙が出たと、理由を明かす。しかし、すかさずメンバーから「大阪府民じゃないやん！」と兵庫県出身の城にツッコミが入り、スタジオメンバー全員が爆笑の渦に包まれる。

　収録を終えた松井知事は、「楽しかったです！　ああいう若い人たちと直接やり取りする機会が少ないし、率直にいろんな意見を言ってもらえて、よかったです」とコメント。NMB48ついては、「明るくて、元気でいい。勉強もしてるなぁ…と思いました」と印象を語っていた。バラエティー番組に出る機会は「あまりない」と言う松井知事は、今回の収録に「普段知事として政治家として、言っている事、やっている事は、その範囲でやりました。“番組が明日あるから！”といって、特別に普段と違うような事を考えても、それこそピント外れになるから、普通にしていました」と、普段通りを心がけて臨んだことを明かしていた。