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脚本家・早坂暁さん、最後の企画をドラマ化 来年度、BSプレミアムで放送

 今月16日に腹部大動脈瘤(りゅう)破裂のため亡くなった脚本家・早坂暁さん(享年88)が、その直前の木曜日に第一稿を書き上げていたドラマ企画が、来年度、NHK・BSプレミアムで放送される。製作開始時期など詳細は決まり次第、発表される。

12月16日に亡くなった脚本家・早坂暁さん(享年88)があたためてきた企画をドラマ化。来年度、NHK・BSプレミアムで放送予定

12月16日に亡くなった脚本家・早坂暁さん(享年88)があたためてきた企画をドラマ化。来年度、NHK・BSプレミアムで放送予定

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 早坂さんは、1960年代からテレビや映画の脚本家として活躍。主な作品に『天下御免』、『夢千代日記』、『花へんろ』(以上、NHK)、必殺シリーズ(ABC)、映画『ダウンタウン・ヒーローズ』(脚本)などがある。

 今回のドラマは、80年代に放送され、大きな反響を呼んだ『花へんろ』の続編ともいうべき、広島への原爆投下にまつわる早坂さんの実体験をもとにした単発ドラマとなる予定。

 早坂さんが脚本家となった当初から、「書こうと思いながら正面から向き合って書くことができなかった」秘話であり、昨年「これだけは書いておきたいんだ」という決意のもとに、取り組んでいた企画。今年になって大河ドラマ『峠の群像』の脚本家・富川元文氏も加わり、第一稿が出来上がったばかりというところだった。

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