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『トットちゃん!』自己最高タイ7.4%で有終 期間平均で「やすらぎ」超え

 テレビ朝日系で10月から放送された帯ドラマ劇場『トットちゃん!』(月〜金 後0:30)が12月22日に全60話の放送を終え、最終回に番組平均視聴率7.4%を記録。これは、11月23日、勤労感謝の日に記録した自己最高タイ記録で有終を飾った。全話平均は6.0%で、4月から半年間放送された前作『やすらぎの郷』は全129話で平均5.8%。話数が違うので単純に比較できないかもしれないが、前作を超える数字を残したことは確かだ(視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

12月22日放送、テレビ朝日系帯ドラマ劇場『トットちゃん!』最終回より。黒柳徹子は清野菜名、恋の相手・祐介は城田優が演じた(C)テレビ朝日

12月22日放送、テレビ朝日系帯ドラマ劇場『トットちゃん!』最終回より。黒柳徹子は清野菜名、恋の相手・祐介は城田優が演じた(C)テレビ朝日

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 常にエンターテインメント界の第一線で活躍し続ける黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を描いてきた本作。黒柳が生まれる前、両親の出会いから、トモエ学園に通った子ども時代、やがて戦争がはじまり青森へ疎開、そしてNHKの専属女優1期生としてテレビジョンの世界に身を投じ、「徹子の部屋」がはじまるという中で、これまで語られることのなかった国境を越えた恋が色濃く描かれてきた。

 「徹子の部屋」などの仕事の合間をぬって、海外を拠点に演奏活動をしている“彼”のもとに足しげく通っていたなんて! 彼にもらったハンカチをケースに入れて、いまも部屋の目につく場所に置いているという話も感動的。最終回では、「離れていても愛し合える」と、互いの愛を固く信じ合ってきた2人の恋の結末が描かれ、多くの視聴者の関心を集めた結果の自己最高タイの7.4%。分単位の最高では8.0%まで上昇した。

 来年1月8日からは帯ドラマ劇場第3弾『越路吹雪物語』がスタート。圧倒的な歌唱力と表現力で日本中を魅了した、戦後の大スター・越路吹雪(1924-80年)。名曲「愛の讃歌」を日本に伝え、“シャンソンの女王”と称される彼女の波乱の人生と、盟友の作詞家・岩谷時子(1916-2013年)との濃密な友情を描く。青年期を演じる瀧本美織と、絶頂期を演じる大地真央の2人のリレーで、越路の人生をたどる。

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