マーベルコミック『スパイダーマン』『X-MEN』『アイアンマン』などの原作者で知られるアメコミ界の巨匠スタン・リー氏(94)が、千葉・幕張メッセで開催された『東京コミックコンベンション 2017』(1日〜3日)に出席するため来日。その際、新作7本を2018年にアメリカで出版することが会場付近のホテルで明され、その模様がYouTubeで6日に配信された。また、各作品の主人公8体のSD版キャラクターを、日本人作家が制作することも明らかになった。
7本のタイトルは『Politeness Man』『Super Mom』『Ricochet』『Angel of Justice』『Portal』『Digital Avenger』『Alter Ego』(全て仮題)。アジアを舞台にした作品も作られているそうで、2018年にアメリカでコミック化され、TVドラマ化や実写映画化もされる予定だ。
新作は今春、リー氏が設立した漫画スタジオ「POW!Entertainment」が、中国の大手コンテンツ産業企業「承興国際」に買収されたのを機にスタート。日本人作家によるSD版キャラクター制作の目的について、 POW!社のボブ・サボニーCMOは「アジア圏における新作キャラクターの浸透と、世界中に多くいる『ジャパニーズマンガ』ファンへの訴求のため」と話した。日本や中国などアジア市場に向けた商品展開を2018年から行うあたり、承興国際の日本でのパートナーとしてGLOBAL COMIC.COMも取り込む。
リー氏は日本のアメコミファンに向けて「日本のファンは作品のストーリー、文学性、背景に隠れた意味を読み取り、作品に対する深い愛情を持ってくれる。日本人のクリエイターと一緒に今回のプロジェクトをできるのは、私にとって非常に喜ばしいこと。時間があればもっと日本に来たい。皆さんもぜひこれからの作品を楽しみにしていてください」とコメントした。
各作品の主人公8体のSD版キャラクターデザインは『新世紀エヴァンゲリオン』の大人気公式デフォルメ作品『ぷちえ?ぁ』のキャラクターデザイン、マーベルコミック『THORS #3』のヴァリアントカバーも描き下ろした日本の漫画家&イラストレーターの濱元隆輔氏が担当し、リー氏とコラボレーションする。濱元氏がデザインした8体のSD版キャラクターのラフ画を見た際、リー氏は「きれい。素晴らし想像力で、言葉で表せないくらい完璧なキャラクターデザインだ」と絶賛。アメコミをこよなく愛している濱元氏も「レジェンドのスタン・リー氏と一緒にお仕事するのが楽しみ」と期待を膨らませている。
濱元氏が手がけるSD版キャラクターの概要は以下のとおり
『ポライトネスマン(Politeness Man)』
ジェントルマンらしいやり方で問題を解決する礼儀正しいスパイ
『スーパーマム(Super Mom)』
一瞬で家事をこなせる高速移動の超能力を持つお母さん
『リコチェット(Ricochet)』
引退して教師となった元スーパーヒーロー。スカルダンの元妻
『スカルダン(Skulldane)』
格闘の天才、正であり邪でもある蛮力の持ち主。リコチェットの元夫
『エンジェル・オブ・ジャスティス(Angel of Justice)』
天使として蘇った正義の味方
『ポータル(Portal)』
現実と幻の世界を自由に往復するドアを開ける鍵の持ち主
『デジタルアベンジャー(Digital Avenger)』
電波を自由に操ることができるチャイニーズカンフー好きのオタク
『オルターエゴ(Alter Ego)』
外見を変幻自在に変えられる探偵
7本のタイトルは『Politeness Man』『Super Mom』『Ricochet』『Angel of Justice』『Portal』『Digital Avenger』『Alter Ego』(全て仮題)。アジアを舞台にした作品も作られているそうで、2018年にアメリカでコミック化され、TVドラマ化や実写映画化もされる予定だ。
新作は今春、リー氏が設立した漫画スタジオ「POW!Entertainment」が、中国の大手コンテンツ産業企業「承興国際」に買収されたのを機にスタート。日本人作家によるSD版キャラクター制作の目的について、 POW!社のボブ・サボニーCMOは「アジア圏における新作キャラクターの浸透と、世界中に多くいる『ジャパニーズマンガ』ファンへの訴求のため」と話した。日本や中国などアジア市場に向けた商品展開を2018年から行うあたり、承興国際の日本でのパートナーとしてGLOBAL COMIC.COMも取り込む。
リー氏は日本のアメコミファンに向けて「日本のファンは作品のストーリー、文学性、背景に隠れた意味を読み取り、作品に対する深い愛情を持ってくれる。日本人のクリエイターと一緒に今回のプロジェクトをできるのは、私にとって非常に喜ばしいこと。時間があればもっと日本に来たい。皆さんもぜひこれからの作品を楽しみにしていてください」とコメントした。
各作品の主人公8体のSD版キャラクターデザインは『新世紀エヴァンゲリオン』の大人気公式デフォルメ作品『ぷちえ?ぁ』のキャラクターデザイン、マーベルコミック『THORS #3』のヴァリアントカバーも描き下ろした日本の漫画家&イラストレーターの濱元隆輔氏が担当し、リー氏とコラボレーションする。濱元氏がデザインした8体のSD版キャラクターのラフ画を見た際、リー氏は「きれい。素晴らし想像力で、言葉で表せないくらい完璧なキャラクターデザインだ」と絶賛。アメコミをこよなく愛している濱元氏も「レジェンドのスタン・リー氏と一緒にお仕事するのが楽しみ」と期待を膨らませている。
濱元氏が手がけるSD版キャラクターの概要は以下のとおり
『ポライトネスマン(Politeness Man)』
ジェントルマンらしいやり方で問題を解決する礼儀正しいスパイ
『スーパーマム(Super Mom)』
一瞬で家事をこなせる高速移動の超能力を持つお母さん
『リコチェット(Ricochet)』
引退して教師となった元スーパーヒーロー。スカルダンの元妻
『スカルダン(Skulldane)』
格闘の天才、正であり邪でもある蛮力の持ち主。リコチェットの元夫
『エンジェル・オブ・ジャスティス(Angel of Justice)』
天使として蘇った正義の味方
『ポータル(Portal)』
現実と幻の世界を自由に往復するドアを開ける鍵の持ち主
『デジタルアベンジャー(Digital Avenger)』
電波を自由に操ることができるチャイニーズカンフー好きのオタク
『オルターエゴ(Alter Ego)』
外見を変幻自在に変えられる探偵
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2017/12/09