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矢口真里、炎上回避の極意を明かす 自虐ネタに覚悟も「他人を傷つけないのは大前提」

 「2014年に復帰した当初はしんどいほうが勝っていたのですが、今はものすごく楽しんで仕事をさせてもらっています」。矢口真里(34)の表情は、1周回って晴れやかなものだった。そんな矢口が「本当に素でできていて、一番自分らしくいられる」というほど、手応えを感じているのがAbema TVの冠番組『矢口真里の火曜The NIGHT』(毎週火曜 深1:00〜)。アイドルをゲストに迎えて毎週2時間の生放送、下調べや打ち合わせで忙しいだろうと思いながらも、本番前の矢口のもとを訪ねてみると「下調べをしてしまうと予定調和になってしまうので、事前の情報はほとんど入れずに本番に臨みます」とニヤリと笑った。

『やぐフェス 〜アイドルを原宿で見るか、アベマで見るか〜』で自身初のプロデュースに挑戦する矢口真里

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■生放送に“下調べゼロ”で臨む理由 初のプロデュース公演は「アットホームな感じで」

 昨年4月の番組スタート時から続くメインコーナー「矢口認定アイドルを探せ」。矢口いわく「第一線で売れている人ではなく、まだ一般的には知られていない人たちにスポットを当てたい」との思いでゲストを選定。毎回、さまざまなゲストを迎えているが、自身がモーニング娘。に在籍していた時とのアイドル界の違いをひしひしと感じるという。「今の時代、自称も入れると何万人というアイドルがいるので、その中で売れるのは本当に大変になったなと思います。私がモー娘。にいた頃は、大所帯のグループは少なかったので、私たちはグループ内で戦うとか、メンバー間のライバル心が強いとかありましたが、今はメンバー間の結束を強くして、ほかのグループと戦わないといけない」。

 そんなアイドルたちの売れるきっかけを作ろうと、毎回MCとして真剣に取り組んでいる。「基本的には、ゲストに来てくれるアイドルのファンの方以外も番組を見てくださっていると思うので、全く知らない人でも楽しんでもらえるように、あえて下調べをせずに自分も興味があるところを純粋に聞くスタンスで行こうと思っています。なので、本番前の楽屋あいさつも、希望があっても来ていただかないようにして、本番で初対面という風にしています。本当に全く分からない状態から始めるけど、ゲストはここに賭けて来てくれている。私も1回1回を大事にしようと思って、生放送ならではの雰囲気を伝えられるように頑張っています」。

 12月3日には、番組ゲストの中から厳選したメンバーで『やぐフェス 〜アイドルを原宿で見るか、アベマで見るか〜』を開催。自身初のプロデュース公演を前に不安もあるが、ワクワクが止まらないようだ。「ひとつでも自分が携わっていないところがあると嫌なので、打ち合わせも最初から参加させてもらっています。自分の理想をはるかに超えるメンツが集まってきてくれたので、来てくれた方が自分たちの好きなアイドル以外のステージを見て『こんな人もいるんだ、応援してみようかな』というようなアットホームな感じにしたいです」。

■自虐ネタへの覚悟も「他人を傷つけないのは大前提」 炎上回避の心得は「自分から的に…」

 『やぐフェス』では自身が作詞を手がけ、ゴーストライター騒動でおなじみの新垣隆氏が作曲を担当した新曲もお披露目される。「けっこう話題性もあるかなと思って、新垣さんにお願いしてみたら快く引き受けてくださって…すごくうれしかったです。曲のイメージとしては、休業中に私が書いていた詩をもとにしながら、そこに今の心境を交えて、途中から明るくなっていく感じになればと。人生、山あり谷ありじゃないですが、しんどかった時期を乗り越えて、明るい光が差す方という楽曲になればいいなと思っています」。フェスの様子はAbema TVでも6時間生放送されるが、そこへの不安もあるという。

 「Abemaさんは、開局当初から私を呼んでくれたので、何か一緒に歩みを進めているような感じがしています。この前(稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾の)『72時間ホンネテレビ』に少し出させてもらって、やっぱりスゴいことやっているなと実感したばかりなので、そのAbemaさんで6時間を背負うのは正直かなりプレッシャーです。イベントの成功はもちろん、この生放送を通して出演者の魅力が伝わればいいなと思うので、見ていただく方が飽きないようにいろいろと仕掛けていきたいです」。

 テーマ次第では、未だに口を開けば“炎上”してしまうこともある矢口だが「もちろん、いろいろ言われて一度は落ち込みますが『まだ、注目してくれている』ってうれしくなっちゃいます。無視されるのが一番嫌なんです。少しでも『コイツ、まだいるのかよ』とかでもいいから、言ってくれる方がありがたい」ときっぱり。「他人を傷つけないのは大前提で、出る番組で自分の役割を果たさないといけないなという思いは強いです。自虐ネタは何でも言ってやれという気持ちです」というノーガード戦法の矢口に、炎上回避法を教えてもらった。

 「隠すとすごくあさられるんですよ。守っちゃうとターゲットになりやすいので、基本的に隠すことはナシです。今はそっちですね。逆に、自分から的になっていると『そんなに投げないよ』みたいになる。そこが見えた時に、うれしいなっていうのとまだいけるっていうのがある。毎回が勉強で、まだまだ時間はかかると思いますが、最近はいろんな種類のお仕事に呼んでいただけるようになったので、これからもポジティブにこの業界のひとりとしていられたらなと思います」。

 最後に、たびたび話題になる自身の再婚についても聞いてみた。「『今年はしない』と言えば報道が収まるかなと思ったので、来年にするということにしました。まだフワっとしていて、最終的にどうなるかわからない。(再婚が決まれば)この番組でも何らかの形で報告できたらと思うので、その時はVTRか何らかの形で映像を撮らないといけないですね」。ギリギリまで自分をさらし生きていく…覚悟を決めた矢口真里の第2章は、これからますます刺激的なものになりそうだ。

■「やぐフェス 〜アイドルを原宿で見るか、アベマで見るか〜」番組概要
放送日時:2017年12月3日(日) 14:00〜20:00(生放送)
放送チャンネル:AbemaGOLDチャンネル
放送URL:https://abema.tv/channels/special-plus-2/slots/DgvrRo98Z6supj
キャスト
【総合プロデュース】矢口真里
【OPENIG ACT】朝日奈央×東京おとめ太鼓
【BLACK STAGE】ベッド・イン椎名ぴかりんチャオ ベッラ チンクエッティ吉川友、フェッティーズ、BiS、ドリームハート、せのしすたぁ
【WHITE STAGE】大阪☆春夏秋冬、lyrical school、sora tob sakana、SKE48、Chubbiness、大桃子サンライズ(バンドじゃないもん) 、小桃音まい(桃色革命)
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  • 『やぐフェス 〜アイドルを原宿で見るか、アベマで見るか〜』で自身初のプロデュースに挑戦する矢口真里
  • 『やぐフェス 〜アイドルを原宿で見るか、アベマで見るか〜』の番組サムネイル
  • Abema TVの冠番組『矢口真里の火曜The NIGHT』の番組カット
  • Abema TVの冠番組『矢口真里の火曜The NIGHT』の番組カット

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