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ケネス・ブラナー、12月に来日決定 草刈正雄と対面へ「いろいろと聞いてみたい」

 英俳優のケネス・ブラナーが、監督と主演を務めた映画『オリエント急行殺人事件』(12月8日公開)のプロモーションのため、来日することがわかった。12月5日に都内で実施される大規模なプレミアイベントへ参加する。

『オリエント急行殺人事件』監督とポアロ役を兼任したケネス・ブラナーの来日が決定 (C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation

『オリエント急行殺人事件』監督とポアロ役を兼任したケネス・ブラナーの来日が決定 (C)2017Twentieth Century Fox Film Corporation

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 同作は、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティーの小説をベースに描き、ブラナーは監督と名探偵ポアロ役を兼任。ジョニー・デップミシェル・ファイファーデイジー・リドリージュディ・デンチペネロペ・クルスら豪華キャストが共演する。

 ブラナーは、『シンデレラ』(2015年)で、誰もが知る物語に新たな解釈を加えて現代によみがえらせ、監督としての手腕が評価された。『ヘンリー5世』(90年)でも主演と監督を兼任し、アカデミー賞監督賞と主演男優賞にWノミネート。以降も5度に渡ってアカデミー賞にノミネートされている。

 ブラナーの作品へのこだわりは並大抵のものではなく、ポアロが登場する小説全て(長編33作と短編50作)を読破、口ひげの開発に9ヶ月もの時間を費やし、ベルギー訛りを習得するためにポアロと同世代のベルギー人が話す27種類もの英語の録音を聞き、週3回コーチから指導を受けた。監督としてもロンドンにラボをオープンさせてまで65ミリフィルムでの撮影にこだわった。

 プレミアイベントには、ポアロの日本語吹替版声優を務めた草刈正雄と、オスカー女優のデンチ演じるドラゴミロフ公爵夫人の吹替え声優を務めた山村紅葉の登壇も決定。草刈は「すごい才能を持った方だから、いろいろと聞いてみたいと思います。監督もやってらっしゃるし、俳優としてもすばらしい才能を持っているし、楽しみです」とブラナーとの対面に期待を高まらせる。

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