漫才日本一を決める『M-1グランプリ2017』決勝進出者9組が15日発表され、お笑いコンビ・ジャルジャル、かまいたち、カミナリ、マヂカルラブリー、ミキ、さや香、とろサーモン、和牛、ゆにばーすに決まった。4094組の中から勝ち抜いてきた9組だけに、会見では各コンビが強烈な個性を放った。
最初にコールされたジャルジャルは、ほかのコンビと負けないところを聞かれると「一番ジャルっていると思います。ジャルり具合ではいえば、一番じゃないですかね」と独特なコメント。今年のキングオブコント(KOC)を制したかまいたちは、史上初の2冠に期待がかかるが「(KOCで準優勝の)にゃんこスターがここまで残っていないので、安心です。ライバルは、にゃんこスターです」と怪気炎を上げた。
決勝進出組の中で、唯一のよしもと以外の所属であるカミナリは「僕らだけ唯一グレープカンパニーだぞと、サンドウィッチマンじゃなくて、カミナリだというところを見せたいです」と気合十分。エントリーナンバーが「777」という縁起の良い数字だったマヂカルラブリーも「この番号の時点で、決勝は確定だったみたいですよ」と冗談を交えながら「ビッグボーナス中なので、頑張りたいです」と意気込んだ。
ミキは、中川家以来となる兄弟コンビでの『M-1』決勝進出。「あんまり、こんなことを言うのもなんですけど、僕らのおじさんが上岡龍太郎さんなので、血の強さだけはスゴい。横山ノックさんもめっちゃ家に来ていました。上岡龍太郎さんバンザイ」と身内ネタをおしげもなく披露すると、さや香も負けじと「僕のお父さんの親友のお姉ちゃんの旦那さんが(Eテレ『つくってあそぼ』の)ワクワクさん(久保田雅人)です」とかなり遠い関係のネタをかぶせて笑いを誘った。
とろサーモンもラストイヤーにして、初の決勝進出。久保田和靖がいつもの調子で毒づく中、相方の村田秀亮も「父親が宮崎の山奥で林業やっているんですけど、スズメバチに刺されて入院しているので、1000万円取れたら、その治療費に充てたい」とインパクトのあるネタで圧倒。和牛も「宮川大助・花子に衣装を作ってもらったので、そういったところでも漫才にかける情熱はどこにも負けていない。賞金で、師匠にいっぱい衣装用の毛糸を買ってもらいたい」とよびかけた。
今大会の台風の目となりそうな雰囲気を放つ、男女コンビ・ゆにばーす。ツッコミの川瀬名人が「にゃんこスターと違って、ウチはビジネスパートナー」や「親父が実家の借金が10億くらいあって、蒸発中なのですが、1000万円取ったら、それをちらつかせてまったくびた一文あげないようなことをしたい」「10ヶ月くらいホームレスをしたことがあるので、屋根を見るだけでテンションが上がる」とパンチの強いエピソードを話す中、相方のはらが「1000万円で世界一いいシャンプーがほしいです」とほんわかとした雰囲気で会場を和ませていた。
決勝は、お笑い芸人の今田耕司と女優の上戸彩が6大会連続で務め、12月3日にABC・テレビ朝日系で生放送(後6:57〜9:54)。今回から新ルール「笑神籤(えみくじ)」が導入され、今年から決勝当日の生放送の最初に敗者復活組を発表。10組がそろった状態で、MCがくじを引き、当たったコンビがその都度ネタを披露するという緊張感あふれるシステムが採用された。
■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】
2001年度 中川家【1603】
2002年度 ますだおかだ【1756】
2003年度 フットボールアワー【1906】
2004年度 アンタッチャブル【2617】
2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度 チュートリアル【3922】
2007年度 サンドウィッチマン【4239】
2008年度 NON STYLE【4489】
2009年度 パンクブーブー【4629】
2010年度 笑い飯【4835】
2015年度 トレンディエンジェル【3472】
2016年度 銀シャリ【3503】
最初にコールされたジャルジャルは、ほかのコンビと負けないところを聞かれると「一番ジャルっていると思います。ジャルり具合ではいえば、一番じゃないですかね」と独特なコメント。今年のキングオブコント(KOC)を制したかまいたちは、史上初の2冠に期待がかかるが「(KOCで準優勝の)にゃんこスターがここまで残っていないので、安心です。ライバルは、にゃんこスターです」と怪気炎を上げた。
決勝進出組の中で、唯一のよしもと以外の所属であるカミナリは「僕らだけ唯一グレープカンパニーだぞと、サンドウィッチマンじゃなくて、カミナリだというところを見せたいです」と気合十分。エントリーナンバーが「777」という縁起の良い数字だったマヂカルラブリーも「この番号の時点で、決勝は確定だったみたいですよ」と冗談を交えながら「ビッグボーナス中なので、頑張りたいです」と意気込んだ。
ミキは、中川家以来となる兄弟コンビでの『M-1』決勝進出。「あんまり、こんなことを言うのもなんですけど、僕らのおじさんが上岡龍太郎さんなので、血の強さだけはスゴい。横山ノックさんもめっちゃ家に来ていました。上岡龍太郎さんバンザイ」と身内ネタをおしげもなく披露すると、さや香も負けじと「僕のお父さんの親友のお姉ちゃんの旦那さんが(Eテレ『つくってあそぼ』の)ワクワクさん(久保田雅人)です」とかなり遠い関係のネタをかぶせて笑いを誘った。
とろサーモンもラストイヤーにして、初の決勝進出。久保田和靖がいつもの調子で毒づく中、相方の村田秀亮も「父親が宮崎の山奥で林業やっているんですけど、スズメバチに刺されて入院しているので、1000万円取れたら、その治療費に充てたい」とインパクトのあるネタで圧倒。和牛も「宮川大助・花子に衣装を作ってもらったので、そういったところでも漫才にかける情熱はどこにも負けていない。賞金で、師匠にいっぱい衣装用の毛糸を買ってもらいたい」とよびかけた。
今大会の台風の目となりそうな雰囲気を放つ、男女コンビ・ゆにばーす。ツッコミの川瀬名人が「にゃんこスターと違って、ウチはビジネスパートナー」や「親父が実家の借金が10億くらいあって、蒸発中なのですが、1000万円取ったら、それをちらつかせてまったくびた一文あげないようなことをしたい」「10ヶ月くらいホームレスをしたことがあるので、屋根を見るだけでテンションが上がる」とパンチの強いエピソードを話す中、相方のはらが「1000万円で世界一いいシャンプーがほしいです」とほんわかとした雰囲気で会場を和ませていた。
決勝は、お笑い芸人の今田耕司と女優の上戸彩が6大会連続で務め、12月3日にABC・テレビ朝日系で生放送(後6:57〜9:54)。今回から新ルール「笑神籤(えみくじ)」が導入され、今年から決勝当日の生放送の最初に敗者復活組を発表。10組がそろった状態で、MCがくじを引き、当たったコンビがその都度ネタを披露するという緊張感あふれるシステムが採用された。
■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】
2001年度 中川家【1603】
2002年度 ますだおかだ【1756】
2003年度 フットボールアワー【1906】
2004年度 アンタッチャブル【2617】
2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度 チュートリアル【3922】
2007年度 サンドウィッチマン【4239】
2008年度 NON STYLE【4489】
2009年度 パンクブーブー【4629】
2010年度 笑い飯【4835】
2015年度 トレンディエンジェル【3472】
2016年度 銀シャリ【3503】
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2017/11/16