俳優の桐谷健太(37)が15日、都内で行われた映画『火花』(23日公開)の試写会舞台あいさつに出席。作品にちなんで自身の下積み時代を「オーディションを何回やっても受からない、何をやってもダメな時期があった」と振り返り、当時は理想と現実とのギャップから「月10回くらい金縛りにあっていました。やりたいのは役者だけだったから、アカンかもってなったときの絶望感」と苦笑した。
「5歳から役者をやりたいって思って、そこからずっとぶれずにきた」という桐谷は、「目立ちたいっていう意識が強いので、高校のときは『何で俺が雑誌の表紙やってないんだ』って思って、自分が表紙の雑誌を作って学校中に配ったりしていましたね。『ケンズノンノ』っていう雑誌」と、しみじみ。
大学進学と共に上京してからオーディションに挑戦するものの、うまくいかず。「しかも、1日17時間くらい寝ていいた。やることないし、起きているとつらいことばっかり考えてしまう」と当時を懐かしみ、「精神的にいっちゃっていたよね。今悩んでいる人もいつかはこうやって笑える日がくるよ」と明るく呼びかけた。
菅田将暉(24)と桐谷がW主演する同作は、『第153回芥川賞』を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹の小説を映画化。漫才の世界に身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年と先輩を通して、厳しいお笑いの世界で切磋琢磨する芸人たちの姿を描く。
試写会には、劇中で桐谷の相方を演じる三浦誠己(41)、板尾創路監督(54)も出席。観客の質問に答える企画もあり、芸人を目指す男性客から「一発ギャグを考えてほしい」とリクエストされた桐谷は、本業の芸人並みの早さで名前を使ったギャグを実現して盛り上げた。
「5歳から役者をやりたいって思って、そこからずっとぶれずにきた」という桐谷は、「目立ちたいっていう意識が強いので、高校のときは『何で俺が雑誌の表紙やってないんだ』って思って、自分が表紙の雑誌を作って学校中に配ったりしていましたね。『ケンズノンノ』っていう雑誌」と、しみじみ。
大学進学と共に上京してからオーディションに挑戦するものの、うまくいかず。「しかも、1日17時間くらい寝ていいた。やることないし、起きているとつらいことばっかり考えてしまう」と当時を懐かしみ、「精神的にいっちゃっていたよね。今悩んでいる人もいつかはこうやって笑える日がくるよ」と明るく呼びかけた。
菅田将暉(24)と桐谷がW主演する同作は、『第153回芥川賞』を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹の小説を映画化。漫才の世界に身を投じるも、結果を出せず底辺でくすぶっている青年と先輩を通して、厳しいお笑いの世界で切磋琢磨する芸人たちの姿を描く。
試写会には、劇中で桐谷の相方を演じる三浦誠己(41)、板尾創路監督(54)も出席。観客の質問に答える企画もあり、芸人を目指す男性客から「一発ギャグを考えてほしい」とリクエストされた桐谷は、本業の芸人並みの早さで名前を使ったギャグを実現して盛り上げた。
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2017/11/15