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ジャニーズ初のネットドラマ主演に気合、「“一発目!”と言えるのはうれしい」

 人気グループ・ジャニーズWESTが、Netflixオリジナルドラマ『炎の転校生REBORN』(11月10日から配信)で主演を務める。ネット配信のドラマに主演するのは、ジャニーズ事務所のタレントとしては初。世界190ヶ国への配信を前に、「一発目」を担う喜びとプレッシャーとは?

11月10日よりNetflixにて全世界同時配信 (C)Kazuhiko Shimamoto,SHOGAKUKAN/J Storm Inc.

11月10日よりNetflixにて全世界同時配信 (C)Kazuhiko Shimamoto,SHOGAKUKAN/J Storm Inc.

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◆言葉の壁を超えて笑っていただけるんじゃないか

 ドラマ『炎の転校生REBORN』は、『週刊少年サンデー』(小学館)で1983年から85年まで連載された島本和彦氏の漫画『炎の転校生』が原作。今回、ジャニーズWESTの7人を主演に、全8話が190ヶ国で配信される。

 これまで、個々の映画出演、地上波ドラマへの出演はあったものの、ネット配信ドラマでの主演は初。「まだデビュー4年目の新人なのに」(神山智洋)という驚きもありながら、「これからネット配信ドラマに進出しても、“俺ら、一発目やねん!”と言えるのはうれしいです」(重岡大毅)と、喜びもひとしおのようだ。

 監督は、映画『デトロイト・メタル・シティ』(2008年)などのほか、バラエティーも手がけてきた李闘士男氏。ジャニーズWESTとは、今回が初のコラボレーションとなった。
「プレッシャーもあったけど、監督の李さんが『バカバカしいことをマジメにやっていれば大丈夫!』と言ってくれて。すべてを信じて一緒にやっていこうと決めたので、怖いという気持ちはなかったですね」(濱田崇裕
「監督は『顔をデフォルメしてやって』とよく言っていて。別に顔芸をしたわけではないけど、大げさに作っている顔が面白いので、言葉の壁を超えて笑っていただけるんじゃないかと思います」(桐山照史
 メンバーも語るとおり、海を越えて視聴されるドラマならではの工夫も随所に織り込まれている。

◆殴られるシーンの相手は総合格闘技の選手

 本作は学園ドラマだが、熱血あり、ギャグあり、アクションありのバトルストーリー。ジャニーズながら、文字通り体を張った演技も多かった。
 「僕は、原作本を食べるシーンがあるんですけど、初めてインクの味を知りました。リハーサルも入れたら多分20枚ぐらい食べていますね(笑)。食べたほうがリアルだし、僕は演技が下手やから、食べへんっていうのはできなくて。でも、みんなが笑ってくれたので、うれしかったです」(中間淳太
 「アクションが初挑戦みたいなものだったんですが、一話からバック宙。あれは怖かったですね。あと殴られるシーンがあるんですけど、相手が総合格闘技の選手だったんです。だから力もすごくて…。李さんに『もう一回』って言われると、『マジかぁ』と言うくらい。それと2階から飛び降りるシーンは全部、スタントなしでやりました。かなり怖かったです」(小瀧望

◆“熟女好き”というキャラに挑戦したことはなかった

 全員が関西人のジャニーズWEST。ノリの良さや笑いへの意識はもともと高いが、振り切ったコメディには苦労も多かったという。漫画原作ならではの突飛なキャラクター設定には、メンバーも思い切って臨んだようだ。
 「僕はお坊ちゃまカットの役で、見た目からインパクト大。李監督のこだわりのキャラクターなので、そこを生かそうと思っていました。できるだけカツラを生かせるように動いたり、顔もぐちゃぐちゃにしたり。あと、これまで“熟女好き”というキャラに挑戦したことはなかったです」(神山)
 「僕は金髪ロンゲのカツラ。たぶん、こういう役はあまりないというか、ほぼないと思うんで(笑)。今は、すごく勉強になったと実感しています」(藤井流星

 そんな、初めての経験を経て出来上がった本作。演じてみて、「難しいけど、こんな面白いんや。コメディって奥深いなぁ、と思いました」(重岡)と、あらためて気づくこともあった。「見てくださる方たちに必ず元気を与える自信があります」(濱田)と語るとおり、思い入れも十分。日本はもちろん、海外でも彼らの熱演がどう受け入れられるか、楽しみに待ちたい。
(取材:今 泉)

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