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志尊淳、主演ドラマで等身大の“女子”役に挑戦「最大限の努力をして演じたい」

 NHK総合で10月まで放送されていた土曜ドラマ『植木等とのぼせもん』では植木の運転手兼付き人で、のちの小松政夫となる松崎雅臣役を好演した俳優の志尊淳が、同局のドラマ10『女子的生活』(来年1月5日スタート、毎週金曜 後10:00、全4回)で主演を務めることが明らかになった。新ドラマで志尊が演じるのは、性別は男性だが、見た目はスラリとした美人系女子のみき。トランスジェンダー役に「自分にとって、大きな挑戦となる作品」と意気込んでいる。

NHK・ドラマ10『女子的生活』でトランスジェンダー“女子”を演じる志尊淳

NHK・ドラマ10『女子的生活』でトランスジェンダー“女子”を演じる志尊淳

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 坂木司氏の同名小説(新潮社)が原作。“かわいい女子的な生活”に憧れ、田舎から都会の神戸に出てきたヒロイン・みきは、ファッション通販会社に働くOL。彼女には、ひとつ大きな秘密があり、それはトランスジェンダーであるということ。みきの場合、男性として生まれながらも女として生きることを選び、なおかつ男に興味がなく、好きになるのは女性、という“ややこしい”状態。

 そんなみきのもとに、ある日、同級生だった後藤という男が転がりこんでくる。みきの姿に戸惑う後藤だが、ひょんなことから共同生活を送ることに。みきには「日常」に潜むいろんなモヤモヤがふりかかってくるけれど、圧倒的な自己肯定力をもって、ぶっとばしていく姿を、ポップに、明るく、コミカルに、そして少し切なく描いていく。

 志尊は、撮影に入るまで、女性の所作指導を受け、発声方法なども研究。「みきの心を伝えるには姿・形も大切だと感じています。誠心誠意努めたいと思います」と、意欲的に取り組んでいる。

 難しい題材だが、志尊は「坂木さんの原作を読み、どんな逆風が吹く状況でも自己を肯定し、前へ前へと戦い生きるみきちゃんに心を打たれました。誰でも人を愛する気持ちは同じく尊いし、他者を想うことによって成長できるのだと思います。そのことを伝えるべく、今自分ができる最大限の努力をしてみきちゃんを演じたいと思います」と、語っている。

 ほかに、町田啓太玉井詩織ももいろクローバーZ)、玄理、小芝風花らが出演する。

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  • NHK・ドラマ10『女子的生活』でトランスジェンダー“女子”を演じる志尊淳
  • NHK・ドラマ10『女子的生活』に出演する町田啓太
  • NHK・ドラマ10『女子的生活』玉井詩織(ももいろクローバーZ)
  • NHK・ドラマ10『女子的生活』に出演する玄理
  • NHK・ドラマ10『女子的生活』に出演する小芝風花

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