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でんでん、若い女におぼれたい? 時代劇で“理想の老後”演じる

 俳優のでんでんが主演するBSジャパン火曜ドラマ『池波正太郎時代劇 光と影』第3話「あほうがらす」が、7日(後8:00〜8:54)に放送されるのを前に、見どころなどを語った。

BSジャパン火曜ドラマ『池波正太郎時代劇 光と影』第3話「あほうがらす」(11月7日放送)に主演するでんでん(C)BSジャパン

BSジャパン火曜ドラマ『池波正太郎時代劇 光と影』第3話「あほうがらす」(11月7日放送)に主演するでんでん(C)BSジャパン

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「あほうがらす」とは、店を構えず女を抱えず、ただ客と遊女の間を隠れて取り持つ裏稼業。しかし、悪の仲間組織にも善の気持ちが残る組もあり、彼らの仕事は、不憫にも夫と死別した女と、不憫にも妻に先立たれた大店の旦那とを引き合わせ、二人が幸せになるように仕込むような生業だった。同ドラマは、善の裏稼業「あほうがらす」に宗六(菅原大吉)が、10年前に絶縁した兄の和泉屋万右衛門(でんでん)とバッタリ出会ったことから巻き起こる悲喜劇。

 今では大店である袋物問屋の主人となった万右衛門には、実は、妻のお里(マッハ文朱)にも弟の宗六にも絶対知られたくない秘密があった。それは、年の離れた下女(桶井明日香)を、妾、囲いものにしていたのだ。ところが、高齢で重い病気にかかった万右衛門は、余命幾ばくかのおり、弟の宗六にしか頼めない頼みごとをする。かくして、宗六たち善組あほうがらすのミッションインポッシブルが始まる。

 でんでんは、「この『あほうがらす』の話が届いた時は、丁度、時代劇、特に町人の人情話をやりたいと思っていた時でしたので、グッドタイミングでした。和泉屋万右衛門は、生真面目で、不器用で、正直な男。年取って若い女と巡り合い、その女性のかわいらしさ優しさに触れて、そのまま体を壊していくという…、おぼれてしまったんでしょう。飄々としている役柄ですが、男のいじらしさ、いやらしさを表している役です。滑稽に見えればなぁと、真面目に取り組みました。私も晩年、万右衛門と同じような人生を送りたいと思っております。これも男の一つの望みというか、生き甲斐じゃないでしょうか」と、話している。

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  • 「滑稽けいに見えるように真面目に演じた」とでんでん(C)BSジャパン

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