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“最も質の高いドラマ”に『ひよっこ』〜第9回「コンフィデンス」ドラマ賞で最多3部門受賞

 オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が、第9回の結果を発表。17年7月期の主なドラマ及び、4月から半年にわたって放送された朝、昼の帯ドラマなど、全33作品が対象となった今回、「作品賞」には、NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』が選ばれた。また、同作を執筆した岡田惠和氏が「脚本賞」を、主人公を支える愛すべきキャラクター・永井愛子を好演した和久井映見が「助演女優賞」を受賞し、全7部門のうち『ひよっこ』が3部門を制した。

 同作は、東京五輪を目前に控えた1964年、茨城で農家の娘として育った主人公・谷田部みね子が、東京に出稼ぎに行った父親の突然の失踪を機に集団就職のため上京、さまざまな出会いと別れを繰り返しながら試練を乗り越え、見知らぬ街だった東京にしっかりと根を張っていく青春記。

 近年の連続テレビ小説は、『花子とアン』や『あさが来た』、『とと姉ちゃん』など、偉人たちによる一代記が目立っていたが、本作は偉業とはかけ離れたごく普通の女の子を主人公に、たった4年間の出来事を描いたところも新鮮味があり、審査員から高評価を得た。同社のドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」では、ストーリーはもちろん、主人公や愛子さんら個性豊かな登場人物、増田明美のコミカルなナレーション、桑田佳祐による主題歌への評価の声も多く聞かれた。なお、それぞれの受賞者のコメントは以下の通り。

■作品賞:連続テレビ小説『ひよっこ』制作統括・菓子浩氏

 ドラマは、キャストやスタッフ、全員で力を合わせてできるものですから、「作品賞」をいただけたことは、なにより嬉しいです。月曜日から土曜日、半年間、ほぼ毎日放送されるという意味でも、連続テレビ小説は特殊なドラマです。だからこそ、それぞれのキャラクターが視聴者に愛され、「明日もその顔を観たいな」と思っていただくことが大切だと思っています。スタート当初は、数字が伸びなかったのですが、応援のお手紙をたくさんいただいていたので、内容には手応えを感じていましたし、物語が進むにつれ、ご自身の体験を交えた長文の感想などもどんどん増えていき、視聴者の方々に伝わっていることを実感しました。この度は、素晴らしい賞をいただき、大変ありがたく思っております。

■脚本賞:岡田惠和氏

 NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』で脚本賞に選んでいただけたことは、非常に嬉しいことです。苦しい時も多々ありましたが、私自身できる限りの仕事をしたと思っております。もちろん、出演者や演出陣に助けていただいたので、その総合評価でもあります。また、ドラマの視聴者に脚本を評価していただけたことに、とても誇りを感じています。『ひよっこ』では、脚本の内容に対しての強い要望はなく、自由にやらせてもらえましたし、脚本だけでなく、キャスティングに関わるなど体制的にも恵まれました。またチャンスがあれば、朝ドラの脚本を書きたいです。1度限りではなく、毎クール『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』の候補に上がるように、これからも頑張ります。

■助演女優賞:和久井映見

 私が演じた「愛子さん」は、『ひよっこ』でご縁をいただいた関係者の皆様、すべての方との関わり、時間、空間、作業の中でできあがっている、成り立っていると実感しておりました。ですから、なにか、「良かったよ」と思っていただけることがあるのだとしたら、『ひよっこ』チームみんなの事を見守っていただけているようで、とても、ありがたく幸せです。愛子さんのような人が近くにいたら楽しいだろうなぁと思ったり…。私自身、「愛子さん」に出会わせていただいて、本当に幸せでした。


【第9回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」結果一覧】
作品賞:連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)
主演男優賞:石坂浩二(帯ドラマ劇場『やすらぎの郷』/テレビ朝日系)
主演女優賞:高畑充希(『過保護のカホコ』/日本テレビ系)
助演男優賞:竹内涼真(『過保護のカホコ』/日本テレビ系)
助演女優賞:和久井映見(連続テレビ小説『ひよっこ』/NHK)
脚本賞:岡田惠和氏(連続テレビ小説『ひよっこ』/NHK)
新人賞:永野芽郁(『僕たちがやりました』/ 関西テレビ・フジテレビ系)

対象作品・俳優は、NHK総合&民法キー局の国内制作で、3話以上・そのクール内に終了する作品(シリーズ作品も含む)のほか、NHKの連続テレビ小説等の帯ドラマ、2クールにわたりオンエアされる作品(放送終了タイミングに審査対象となる)。オリコングループの調査システム「オリコンモニターリサーチ」の登録者を対象にしたドラマ満足度「オリコンドラマバリュー」の結果と、ドラマに関する有識者及びマスコミのドラマ・テレビ担当者を審査員とした、10月4日の審査会で各賞を決定した。(主要となる「作品賞」、「主演男優・女優賞」の3部門以外は、審査員投票によって決定)

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは、オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者20名による審査会で決定する。



関連写真

  • 連続テレビ小説『ひよっこ』は、「作品賞」ほか7部門中3部門を制した (C)NHK
  • 脚本賞を受賞した岡田惠和氏 (C)oricon ME inc.
  • 助演女優賞を受賞した和久井映見

提供元:CONFIDENCE

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