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中谷美紀、筋トレと食事で“男性化”「女性に戻れるか心配」

 人気作家・東野圭吾氏が“ジェンダー”を題材にした長編ミステリーを映像化するWOWOW『連続ドラマW 東野圭吾「片想い」』(10月21日スタート、毎週土曜 後10:00、全6話※第1話無料放送)で、性同一性障害の主人公・日浦美月を演じる女優の中谷美紀。髪をバッサリ切り、筋トレと食事で男性的な体をつくり、女優・国仲涼子とのキスシーンなど、さまざまな挑戦があった。クランクアップ直後には「どうやって女性に戻ろうか。戻れるのか、それが一番心配」と、美月を演じきった。

 「1年前からホルモン治療を受けている」という劇中の美月のせりふに説得力を持たせるため、専門家の指導のもとで3ヶ月みっちりトレーニング。ソイプロテインをホエイプロテインに変え、アミノ酸の摂取量も増やし、ヒレステーキを1日3〜4枚食べるなど、栄養面も徹底。

 「もともとイカリ肩の上に、デッドリフトなどで鍛えた僧帽筋がついて、首が短く見える!と自覚した時はちょっとショックでした。役づくりとしてはもうちょっと筋肉をつけたい、という思いと、キャミソールが似合わないという現実に、葛藤がありました(笑)」と明かす。

 体は心にも影響を与えるようで、「撮影現場に国仲涼子さんや中村アンさんなど、女優さんが来るとうれしかったです。女優さんが来ると華やいでいいなって。そんな女優さんたちを巧みなトークで笑わせていた桐谷健太さんがうらやましくて悔しくて。女性は笑いに弱いな、なんて、すっかり男性の気持ちになっていました」。

 物語上、美月は、国仲演じる美紗子のことが好きだった。秘めていた思いがあふれ出るシーンでは「国仲涼子さんがうっかり私のことを好きになってしまうんじゃないか、それくらいのつもり演じていたのですが…、そうはならなかったですね。まさに、片想いでした」と冗談まじりに語っていた。

 本作は、美月がある日突然、大学時代のアメフト部の仲間たちに「オレは、人を殺した。」「今、オレは…男として生きている」と衝撃の告白をするところから動き出す。現在は、スポーツライターをしている西脇哲朗(桐谷)、哲朗の妻でフリーカメラマンの西脇理沙子(国仲)、損害保険会社に勤める須貝誠(和田正人)らは、事情を聞いて美月を守ろうと決意するが、そんな折、美月が失踪してしまう。

 殺人事件の謎解き、絡み合う人間ドラマ、東野ミステリーの真骨頂とも言うべき予測不可能で緻密な展開に加え、30代半ばを過ぎて、恋愛、結婚、仕事などにつまずき、行き詰まり、「自分らしく生きたい」と願う男女の群像劇が描かれる。



関連写真

  • WOWOW『連続ドラマW 東野圭吾「片想い」』役づくりで“男性”的な肉体改造に取り組んだ中谷美紀(撮影:舞山秀一/ヘアメイク:下田英里/スタイリスト:岡部美穂)
  • WOWOW『連続ドラマW 東野圭吾「片想い」』第1話 より(C)WOWOW
  • 桐谷健太、国仲涼子が共演(C)WOWOW

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