長編アニメーション映画『メアリと魔女の花』(7月8日公開)スペシャルトークイベントが22日、都内で行われた。2014年末にスタジオジブリを退社し、同作で監督を務めた米林宏昌監督(43)と西村義明プロデューサー(39)は、宮崎駿氏(76)、鈴木敏夫プロデューサー(68)、高畑勲監督(81)に完成作を見てもらうためスタジオジブリを訪れたこと、宮崎監督たちにかけられたねぎらいの言葉を明かした。 完成した作品を持ってジブリを訪れ、高畑監督と鈴木プロデューサーに見てもらったが、米林監督は「宮崎さんは『俺は見ない』って見てくれなかった」と告白。「でも、『よく頑張った』とねぎらってもらいました。(完成が)遅れに遅れていたものですから、本当にできるのかと心配していただいていたので、無事報告することができた」と安堵の表情を見せた。
2017/06/22