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高橋一生、池井戸潤作品に3度目の出演 長瀬智也主演『空飛ぶタイヤ』

 俳優の高橋一生(36)が、人気グループ・TOKIO長瀬智也(38)が主演する映画『空飛ぶタイヤ』(2018年公開・本木克英監督)に、エリート銀行員役で出演することが21日、わかった。原作は、自動車会社のリコール隠しを扱った池井戸潤氏の同名小説。NHKの連続ドラマ『鉄の骨』(2010年)、テレビ朝日系連続ドラマ『民王』(15年)に続き、池井戸作品への参加は3度目となる高橋は「勝手にご縁を感じてしまっています」と打ち明け、「役者冥利につきます」と出演を喜んでいる。

映画『空飛ぶタイヤ』に出演する高橋一生 (C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

映画『空飛ぶタイヤ』に出演する高橋一生 (C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

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 ある日突然起きたトラックの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、トラックの欠陥に気づき、製造元である大手自動車会社のホープ自動車に再調査を要求。遅々として進まない調査にいら立った赤松は、自らの足で調査を開始する。一方、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)は、赤松からの再三の再調査要求を疎ましく思いながらも、自らも調査内容を疑問に思い調べていく内に、会社がひた隠す、重大な事実に気づいてしまう。

 高橋が演じるのは、大手ホープ銀行の本店営業本部でグループ会社であるホープ自動車の担当をしている井崎一亮(いざきかずあき)。ホープ自動車の経営計画に疑問を感じ、自らも調査を開始する。赤松や沢田と直接対決することはないが、物語の大きな軸の一つとなっている存在だ。

 長瀬とはTBS系連続ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(00年)、同『ハンドク!!!』(01年)に続き3度目の共演、ディーンとは今回が初共演となる。

 高橋は、池井戸作品について「社会的な要素や人間の本質だったりするものが、社会を通して浮き彫りになっていく作品が多い」と魅力を語り、自身の役柄を「秘めたる熱量がとても強い男」と説明。「外向きはそこまで見えないですが、本質は熱い信念を持っているので、そのあたりをしっかりと演じ切れたんじゃないかなぁ…という過大評価はできないですが(笑)。でも監督がOKと言ってくださったのでそれを信じます!」と手応えをにじませ、作品への意気込みを語るメッセージ動画も公開された。

 信頼を寄せられた本木監督は「作らない演技によって強烈なリアリティーを打ち出す、独自の境地を得た俳優だと思います」と高橋の印象を語り、「低音の美声と、不意に見せる笑顔に世の女性たちが魅了されている理由がよくわかりました」と納得していた。

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