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カップル復活は“バニラの関係”から 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』本編映像解禁

 全世界興収5億6000万ドル以上を記録した2015年の映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に続く第2章『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(23日公開)の本編映像が5日、ORICON NEWSに到着した。

映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』本編映像が解禁 (C)2016 UNIVERSAL STUDIOS

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 ELジェイムズ氏のデビュー小説を映画化した前作では、巨大企業の若き起業家にしてCEOのグレイ(ジェイミー・ドーナン)と、それまで恋の経験がなかった女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)の特異な恋愛模様を過激な描写で描いた。

 第2章も注目度が高く、予告編は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を抜き、24時間で1億1400万回の再生回数を記録。2月10日より世界各国で公開され、全世界51ヶ国で興行収入1位、さらに全世界週末興行収入2週末連続1位を獲得した。

 前作で強く引かれ合いながらも、多くの特殊な条件を設定するグレイの歪んだ愛の形とうまく折り合いを付けられず去ってしまったアナ。到着した映像では、アナへの想いがこれまで自身がどの女性にも感じたことのない本物の愛情だと気づいたグレイが、ルールナシ、懲罰ナシの新たな形で再び2人の関係を戻そうと持ち掛ける。

 グレイの心を試すように魅惑の表情で「ルールも懲罰も、秘密もなしにできる? “バニラ”の関係? それでいいの?」と問いかけるアナに対し、グレイは隠しきれない喜びをかみしめながら「君の許容範囲でやる。君が必要だ」と宣言。ロマンティックなムードのなか、一度は崩壊したかに見えた2人の関係が、特殊なルールを介在させず気持ちで結ばれた恋人同士=“バニラの関係”として復活し、この先さらなる“深化”を遂げる予感が漂うシーンに仕上がっている。

 官能描写に注目されがちなシリーズだ、そんな人々の思い込みを打ち破るのが今回の第2章。グレイを演じたドーナンは「今回の第2章では意外な方向に話が発展するし、俳優にはとってはうれしい転換だった。前作では見せられなかった物語の違った面を、第2章で描けるのはすばらしいことだね。僕とダコタにとっては新たな挑戦だったけど、楽しむことができたよ」と自信を見せる。

 ジョンソンも、特殊な設定だけでなく普遍的な愛のテーマを内に秘める同作について「アナとグレイの内面をより深く掘り下げているの。2人は波乱づくめの激動の毎日を送る複雑なキャラクター。2人の関係における生々しくて困難な面を包み隠さず描いているわ」と語っている。

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  • 映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』本編映像が解禁 (C)2016 UNIVERSAL STUDIOS
  • 2人だけの甘い世界が再びはじまりを告げる(C)2016 UNIVERSAL STUDIOS

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