俳優の佐藤浩市が29日、都内で行われた映画『花戦さ』(6月3日公開)完成披露会見に出席。同作で、茶人・千利休役を演じている佐藤は「ちゃんばらがなくても、本当に時代劇を見たなという充足感たっぷりの映画になったと思います。本当にこういう映画が年に何本か作られて、時代劇というものが未来永劫、脈々と続くことを祈ります」と言葉に力を込めた。 豊臣秀吉を演じた市川猿之助から、顔を踏みつけられるという印象的なシーンについては「(野村)萬斎さんや猿之助のような古典芸能の方々は、形があるのでエアーで芝居ができる。僕みたいな路傍の石ころみたいな人間は、圧がかからないとできないので、猿之助くんにも『もっと踏んで』ってお願いして…何か違う意味に取られちゃいますけど」とにっこり。
2017/05/29