歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が28日、都内で行われた『七月大歌舞伎』(7月3日〜27日、東京・歌舞伎座)の取材会に参加。『七月大歌舞伎』を肺腺がんのため、休演する中村獅童(44)の気持ちを「悔しいでしょう」と代弁した。
獅童は18日に初期の肺腺がんであることを発表。博多座大歌舞伎と七月大歌舞伎を休演することになった。5歳差はあるが同世代で親交の深い友人でもある海老蔵は、獅童の休演にあたって、密な連絡を取ったという。「一言で言えば『悔しい』でしょうね。出たいという気持ち、歌舞伎というものに対する責任感のある人物。働き盛りの状態のときに、そのようなことになって彼自身も迷った中で6月、7月ととりあえず休演をする。悔しいという思いがあると思います」と獅童の気持ちを汲み取った。
海老蔵は獅童から「必ずよくなる」という力強い言葉をもらったことも明かした。「治ったときには舞台に立とうね」と励ますと「待っててね」と返されたという。海老蔵は「友としても、同じ歌舞伎役者としても、彼が見事に大きな花を咲かせ、返り咲いてくれることを期待して舞台で待っています」と前を向いた。
また、囲み取材では乳がん闘病中の妻・小林麻央についても言及した。現在も特製のスープを作るなど、献身的に支えている。海老蔵は「日々戦っている。そういう中でも栄養を取って免疫を上げていくというのが1つやらなくちゃいけないこと」と話した。しかし、直後に「私自身の健康をかこつけて、彼女に栄養のあるものを食べてもらいたい。優しい気持ちをアピールしてる、いい人ぶっているだけ」と照れ隠しした。
続けて「弱音を吐露する日もあるけど、粛々と未来を見据えて必ず治るように努力する心の強さ。これは我々家族は学ばされています。人というものは、どうあるべきなのか、そういう悟りの境地のような状況」と麻央の強さを語った。重ねて「支える側なので、より健康に留意をしている。体に悪いことは、ほとんどしていない。舞台をしたら、ほとんぼ病院か家かジムか。結構、まじめに生きちゃって、大丈夫なのか海老蔵って感じです」と笑顔になる場面もあった。
獅童は18日に初期の肺腺がんであることを発表。博多座大歌舞伎と七月大歌舞伎を休演することになった。5歳差はあるが同世代で親交の深い友人でもある海老蔵は、獅童の休演にあたって、密な連絡を取ったという。「一言で言えば『悔しい』でしょうね。出たいという気持ち、歌舞伎というものに対する責任感のある人物。働き盛りの状態のときに、そのようなことになって彼自身も迷った中で6月、7月ととりあえず休演をする。悔しいという思いがあると思います」と獅童の気持ちを汲み取った。
海老蔵は獅童から「必ずよくなる」という力強い言葉をもらったことも明かした。「治ったときには舞台に立とうね」と励ますと「待っててね」と返されたという。海老蔵は「友としても、同じ歌舞伎役者としても、彼が見事に大きな花を咲かせ、返り咲いてくれることを期待して舞台で待っています」と前を向いた。
また、囲み取材では乳がん闘病中の妻・小林麻央についても言及した。現在も特製のスープを作るなど、献身的に支えている。海老蔵は「日々戦っている。そういう中でも栄養を取って免疫を上げていくというのが1つやらなくちゃいけないこと」と話した。しかし、直後に「私自身の健康をかこつけて、彼女に栄養のあるものを食べてもらいたい。優しい気持ちをアピールしてる、いい人ぶっているだけ」と照れ隠しした。
続けて「弱音を吐露する日もあるけど、粛々と未来を見据えて必ず治るように努力する心の強さ。これは我々家族は学ばされています。人というものは、どうあるべきなのか、そういう悟りの境地のような状況」と麻央の強さを語った。重ねて「支える側なので、より健康に留意をしている。体に悪いことは、ほとんどしていない。舞台をしたら、ほとんぼ病院か家かジムか。結構、まじめに生きちゃって、大丈夫なのか海老蔵って感じです」と笑顔になる場面もあった。
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2017/05/28