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榮倉奈々&安田顕がW主演 Yahoo!知恵袋の名作『妻ふり』が映画化

 女優の榮倉奈々(29)、演劇ユニット・TEAM NACS安田顕(43)が、映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(2018年春公開)にW主演することが24日、わかった。原作は、2010年にYahoo!知恵袋で話題になり、現在400万以上の閲覧、1700以上の回答が寄せられている“伝説の投稿”。翌年にコミックエッセイ化され、3巻までの発行部数累計15万部を越える人気作を映画化し、不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラの妻を榮倉、冷静な夫を安田が演じる。

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』にW主演する(左から)榮倉奈々、安田顕 (C)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』にW主演する(左から)榮倉奈々、安田顕 (C)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

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 「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」。奇想天外な質問が話題を呼び、内容にインスパイアされた「ほぼ日P」がボーカロイド・初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表。ニコニコ動画で再生回数1位を獲得し、現在200万回以上の再生を記録している。

 サラリーマンのじゅん(安田)が仕事に疲れて帰宅すると、玄関で妻のちえ(榮倉)が口から血を出して倒れていた。慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていただけだったのだ。ホッとして理由を問うも、からかうように笑うだけ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。最初は呆れるだけだったじゅんだが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。

 ある時はワニに喰われて、ある時は銃で撃たれて、またある時は頭に矢が刺さって…。さまざまな“死んだふり”に挑む榮倉は「第一印象は正直なところ、変わったタイトルだなぁ…、このタイトルにどんなストーリーが綴られるのか、全く想像がつきませんでした」と告白。夫婦を題材にした作品は初となり、「夫婦という親密な関係だからこそ見えてくる、人となりを表現できたら、観ている方にも共感していただける感情が散りばめられているのではと思いました」と話している。

 安田は「この作品をきっかけに“夫婦”について、いい意味であらためて思うこともあり、具体的ではなくて申し訳ないのですが、それは観てくださる方々それぞれに感じていただけるとうれしいです」と呼びかけている。

 原作者のK.Kajunsky氏は「一つの投稿から始まり、映画として2時間ほどの話になるとどんな展開になるのかとても楽しみです」と期待を寄せつつ、「我が家であった出来事がスクリーンで映し出されるのかと思うと少し恥ずかしい気持ちもありますが、鑑賞させていただく時は第三者の目で楽しもうと思っています。そして妻は直視できるのか心配です」とコメントしている。

 監督は、『デトロイト・メタル・シティ』(2008年)、『神様はバリにいる』(15年)の李闘士男氏。安田扮するじゅんの後輩夫婦・佐野と由美子を小出恵介野々すみ花が演じる。

関連写真

  • 映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』にW主演する(左から)榮倉奈々、安田顕 (C)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
  • ワニに食べられたふりをする劇中写真(C)2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

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