俳優の藤原竜也が15日に35歳の誕生日を迎え、出演しているTBS系連続ドラマ『リバース』（毎週金曜 後10：00）の撮影現場でキャスト・スタッフからサプライズでお祝いを受けた。藤原は突然のことに驚きながらも「ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべ、自身の写真のプレートが載ったケーキと、市原隼人、三浦貴大とともに記念撮影。ドラマの撮影はすでに終盤だが、ラストスパートに向け藤原の誕生日を機に結束力を高めていた。

【写真】その他の写真を見る

　同ドラマは人気ミステリー作家・湊かなえ氏が原作を手がけ、大学時代のスノボ旅行で唯一の親友を亡くした男・深瀬（藤原）を主人公に、彼の周囲で交錯する友情、贖罪、美しい愛を描く。きょう19日放送の第6話では、勤めていた会社が、突然倒産してしまった深瀬の周りで、村井（三浦貴大）が突然行方不明になり、何者かに電車のホームに突き落とされた谷原（市原隼人）も意識が回復しないままと、次々と悪いことが起きていく。そんなある日、久しぶりに恋人・美穂子（戸田恵梨香）と顔を合わせる深瀬は、精神的に疲弊していた美穂子が実家の大阪に帰るかもしれないと聞き…。

　物語は中盤を迎え、深瀬は事件の真相と自分の知らない広沢（小池撤平）の素顔に迫るため、学校を謹慎中の教師の浅見（玉森裕太）と共に広沢の故郷・愛媛へ。同所でのロケでは夕日を撮影するシーンが予定されていたが、その日は午前の晴天から一転、午後から大きな雨雲が出はじめ暴風が吹き乱れる悪天候に。美しい夕焼けをどうしても撮影するべく、祈るように晴れ間を待つキャストとスタッフだったが、奇跡的に天候が“リバース”。そこで捉えられた絶景の夕焼けシーンは第7話（26日）に放送される。