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上戸彩、ウディネ映画祭に初参加 斎藤工は流ちょうなイタリア語披露

 女優の上戸彩、俳優の斎藤工が24日、イタリア・ウディネで開催中の『第19回ウディネ・ファーイースト映画祭』で行われた映画『昼顔』(6月10日公開)のワールドプレミア上映に出席。日本でブームを巻き起こした『昼顔』がイタリアに進出し、上映後には1200人の観客からエンドロールが終わるまで5分以上にわたるスタンディングオベーションが巻き起こった。

『第19回ウディネ・ファーイースト映画祭』に参加した(左から)西谷弘監督、上戸彩、斎藤工

『第19回ウディネ・ファーイースト映画祭』に参加した(左から)西谷弘監督、上戸彩、斎藤工

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 同作は、フジテレビ系で放送された連続ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』から3年後を描く作品。同映画祭ではコンペティション部門で公式上映され、主人公・紗和を演じる上戸、紗和と愛し合う北野を演じる斎藤、西谷弘監督が現地入り。上戸はウディネ映画祭初参加、西谷監督は海外映画祭初参加となる。

 舞台あいさつ前には海外メディアに向けて記者会見が行われた。イタリアには『テルマエ・ロマエ』で撮影、映画祭でも訪れたことのある上戸は、現地での自身の人気について問われ、「全然実感がありません。きょうも普通に空港を歩いてきちゃいました。たまには声をかけてほしいです(笑)」と答えると取材陣からは笑いが。同映画祭は2度目の参加となる斎藤はユーモアを交えて話し、場を盛り上げ終始和やかな空気で会見を終えた。

 その後、メイン会場である新ジョバンニ劇場で行われた舞台あいさつでは、開場前に600名以上を超える行列ができる人気ぶり。本来はオペラ劇場で4階席まである1200席の劇場は満席となった。

 観客へ向けてイタリア語であいさつをした上戸は「この作品で描かれる禁断の愛が、皆さんの心に深く刻まれたらうれしいです。イタリアと日本とは文化が違うので、この道ならぬ恋の物語がどう受け止められるのか楽しみです」と呼びかけた。

 「飛行機内で覚えた」という長文の流ちょうなイタリア語を披露した斎藤は「この作品は道ならぬ恋とはいえ、普遍的な“愛”を描いた作品です。観終わった後に全世界共通言語ともいえるその“愛”を感じられると思います」とコメント。キャストは客席でイタリアの観客と共に鑑賞し、上戸は「意外なシーンで笑いがあったり、リアクションが大きくて新鮮でした。ただ、感じてほしい部分は国境を越えてイタリアの方々にも届いていたのかなと思います」と手応えをにじませた。

 授賞式は30日の0時30分(現地時間)から行われる予定。なお、公式上映後には2人はベネチアの観光名所にも映画のプロモーションで訪れ、ベネチア名所のブラーノ島を散策。現地の料理やスイーツを堪能した様子の伝わる写真が公開された。

関連写真

  • 『第19回ウディネ・ファーイースト映画祭』に参加した(左から)西谷弘監督、上戸彩、斎藤工
  • ベネチア名所のブラーノ島を散策した(左から)上戸彩、斎藤工
  • 会場となった新ジョバンニ劇場の前で
  • 『第19回ウディネ・ファーイースト映画祭』に参加した(左から)上戸彩、斎藤工
  • 現地のファンから人気の上戸彩、斎藤工=『第19回ウディネ・ファーイースト映画祭』
  • ベネチア名所のブラーノ島を散策した(左から)斎藤工、上戸彩

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