歌舞伎俳優の市川海老蔵（39）が10日、都内で第四回自主公演『ABKAI 2017「石川五右衛門 外伝」』の製作発表会見に出席。同舞台で歌舞伎に初挑戦する俳優の中山優馬（23）について話題にあがると「1月に『今度、歌舞伎に出させていただきます』とごあいさつにきた」と明かし「礼儀がきちっとしてカッコよく、有望な方だと承っています」と印象を語った。

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　自主公演ならではの豪華共演に注目度も高いようで「一般発売前に1万枚以上売れたらしい」とホクホク顔だ。本人も驚くほどの反響ぶりに「ジャニーズ効果？　海老蔵力？」と冗談めかしていた。

　中山の役どころについては「舞台が海外の設定になっている。忍者的な要素もあるかもしれないかな」とポツリ漏らしつつ「これから皆さんと話し合いしていきたい。歌舞伎の台本はなかなかできないんですよ。中山さんがすてきに見えるように努力します」と話した。

　海老蔵自ら企画、製作を手がけ、2013年から始めた同公演。今年で4度目を迎え、今回は昨年11月に福岡・博多座で上演された『石川五右衛門』をバージョンアップする。6月9日から25日まで、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される。

　中山のほか、海老蔵の主演ドラマ『石川五右衛門』（テレビ東京系）で共演した山田純大、前野朋哉、歌舞伎界からは市川右團次、中村壱太郎が出演する。海老蔵は「自主公演ならではの空気感で楽しいと思いますよ」とアピールした。

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