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芳根京子、朝ドラ以降ドラマ初出演 日曜劇場で新人警察官役「しっかり向き合っていきたい」

 女優の芳根京子(20)が4月16日スタートのTBS連続ドラマ『小さな巨人』(毎週日曜 後9:00)で、現在主演しているNHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』以降、初のドラマ出演を果たすことが、わかった。警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描くリアルな警察エンターテインメントで、ヒロインとなる新人警察官・三島祐里を演じる。「警察が舞台の男っぽいドラマで女性のキャストが少ないですが、その分、祐里がちゃんと輝けるようにしっかり向き合っていきたいと思います」と気持ちを新たにしている。

4月16日スタートのTBS系連続ドラマ『小さな巨人』(毎週日曜 後9:00)でヒロイン・三島祐里を演じる芳根京子 (C)TBS

4月16日スタートのTBS系連続ドラマ『小さな巨人』(毎週日曜 後9:00)でヒロイン・三島祐里を演じる芳根京子 (C)TBS

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 同ドラマは警視庁の精鋭集団である捜査一課の有能な刑事だった香坂真一郎(長谷川博己)があるミスをきっかけに左遷。出世街道から外されてやってきた所轄で、小さな事件でも不器用ながら己の正義を信じ事件に挑む同僚たちと出会う…というあらすじ。

 作品のために髪を30センチばっさり切った芳根が演じる祐里は、警察犬のブリーダーに憧れて警視庁に入庁したが、志望とは異なる警務部の人事課に配属された新任職員。昇任試験の問題の準備や採点の補助、人事案の整理の仕事を行うなかで、優秀な刑事と出世をする刑事とは別物であることや、普段は巨悪に立ち向かう勇猛果敢な警察官たちが人事にも大変興味を持っていることを知る。そして警察内部の人事情報に精通することで、祐里が下す“ある決断”が物語を大きく左右するという重要な役割を担う。

 朝ドラ以前に同局『表参道高校合唱部!』(2015)で連ドラ初主演に抜てきされた経歴を持つ芳根は「朝ドラの撮影が終わって、TBSのスタッフさんに『おかえり!』と言っていただけてうれしかったです」と久々の再会に歓喜。長谷川をはじめ、香川照之、岡田将生、安田顕、春風亭昇太ら個性的な俳優陣が出演する同ドラマに「本当に豪華なキャストの皆さまに囲まれて過ごせること、そして初めての社会人の役。自分にとってまた新たな大きな挑戦になりますが精一杯頑張ります!」と意気込んでいる。

また、祐里は伊與田英徳プロデューサーが取材する中で出会った実在する人をモデルに作られた役柄。伊與田氏は「純粋でまっすぐな彼女であれば、警察官の背中を見て社会人の厳しさを感じる三島祐里役を演じきってもらえると思っております」と信頼を寄せ、「そして、そんな組織の現実を知った中でも、懸命に戦う女性を演じる芳根さんを視聴者の皆さんにも応援して頂けると嬉しいです」と呼びかけている。

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