作家の北方謙三氏(69)の代表的作品で、1999年から2015年まで17年にわたって執筆された「大水滸伝」シリーズの累計発行部数が、1000万部を突破したことが明らかになった。
『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』の3部作からなる「大水滸伝」シリーズは、12世紀の中国を舞台に壮大なスケールで描かれた歴史大河小説。1999年に『小説すばる』で連載がスタートし、原稿枚数は合計で2万5500枚にのぼり、単行本は全51巻という日本を代表する超大作として、多くの読者に愛されてきた。連載が終了した翌16年には、北方氏は第64回菊池寛賞を受賞した。
北方氏は「私は、ただ書き続けてきただけだ。1000万部に到達したということは、結果として読者に受け入れてもらえたということなのだろうと思う。読み続けてくれた人たちに、感謝している」とコメント。
大作は完結したが、「これからも“作家としての完成”を拒否し続け、書き続けていきたい」と意欲の衰えを感じさせない北方氏は、来月17日発売の『小説すばる』で新作『チンギス紀』をスタートさせる。
『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』の3部作からなる「大水滸伝」シリーズは、12世紀の中国を舞台に壮大なスケールで描かれた歴史大河小説。1999年に『小説すばる』で連載がスタートし、原稿枚数は合計で2万5500枚にのぼり、単行本は全51巻という日本を代表する超大作として、多くの読者に愛されてきた。連載が終了した翌16年には、北方氏は第64回菊池寛賞を受賞した。
北方氏は「私は、ただ書き続けてきただけだ。1000万部に到達したということは、結果として読者に受け入れてもらえたということなのだろうと思う。読み続けてくれた人たちに、感謝している」とコメント。
大作は完結したが、「これからも“作家としての完成”を拒否し続け、書き続けていきたい」と意欲の衰えを感じさせない北方氏は、来月17日発売の『小説すばる』で新作『チンギス紀』をスタートさせる。
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2017/03/17