女優の杉咲花が、米林宏昌監督のアニメ映画『メアリと魔女の花』(7月8日公開)のヒロイン・メアリ役の声優を務めることが23日、わかった。2014年末にスタジオジブリを退社した米林監督の新拠点・スタジオポノック制作第1回長編となる同作。ヒロイン役への起用に杉咲は「タイトルにも自分の名前である“花”という言葉が入っていることも嬉しかったですし、運命的なものを感じました」とコメントしている。 杉咲は、米アカデミー賞ノミネート作となった米林監督の『思い出のマーニー』(2014年)で第3のヒロイン・彩香役で声優を務めていた。当時16歳の杉咲は、米林監督に「一番好きなジブリ作品は、米林監督の『アリエッティ』なんです」と話しており、それを覚えていた西村義明プロデューサーが米林監督に提案し、今回の起用が実現した。杉咲にとっては2度目の米林作品への参加になる。
2017/02/24