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伊原剛志、フジドラマ初主演 『炎の経営者』実写化

 俳優の伊原剛志が3月19日放送のフジテレビ系スペシャルドラマ『炎の経営者』(後4:00〜5:25)で同局ドラマ初主演を飾ることがわかった。1986年に経済小説の第一人者・高杉良氏が発表した“ビジネスマン必読のロングセラー”である同名小説を初のドラマ化。戦前・戦後の混迷した時期でも常に前向きに突き進んだ伝説の経営者の熱い人生を実話ベースで描いていく。伊原は後に日触化学工業と社名を変えるオキタ合成化学工業社長主人公・谷田部泰三を演じる。

3月19日に放送されるフジテレビ系スペシャルドラマ『炎の経営者』メインビジュアル

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 谷田部はオキタ合成化学工業で戦時中に車や飛行機の塗料となる「無水フタル酸」などを製造。工学博士であり、独自技術の研究と開発にこだわり続けた。持ち前の大胆さと粘り腰、さらに強い信念をもって、さまざまな難題に立ち向かって会社を発展させるだけでなく、リーダーとして、優秀な人材の発掘・育成に力を注ぎ、部下の意見に耳を傾けながら組織を引っ張っていく、まさに“理想の経営者像”を体現する存在。

 そんな谷田部が雲の上の存在として尊敬し、戦後日本の政財界に多大な発言力を持つ永田重男に柴俊夫、谷田部を支え続ける妻・谷田部さと子に戸田菜穂、谷田部が信頼しさまざまな相談をする棋士・真田幸造に山口智充が起用されたほか、石丸謙二郎渡辺大中村靖日北見敏之大石吾朗、内田滋、六角慎司などが脇を固める。

 伊原は「戦後、一つの思いを成し遂げようと奔走し、エネルギッシュに時代を生き抜いた男とそれを支え助けた人たちの人間味あふれるドラマです。熱い信念を持ったまっすぐな男の生き様をぜひご覧ください」と手応えをにじませる。妻として谷田部を支える戸田も「戦中戦後、これほどまでに心血を注いで日本の科学技術の発展のために生きた男たちの姿にしびれました。私は妻として谷田部のわずかな変化にも気付く存在として、なにがあっても明るく支える強い女性だと心して演じました。日本の高度成長期を支えた男たちの生き様、タフさ、命掛けの姿に感動してもらえると思います」と自信を込めている。

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  • 3月19日に放送されるフジテレビ系スペシャルドラマ『炎の経営者』メインビジュアル
  • フジテレビ系スペシャルドラマ『炎の経営者』で伊原剛志演じる谷田部泰三

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