俳優の生田斗真が18日、都内で行われた主演映画『彼らが本気で編むときは、』(2月25日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇した。同作でトランスジェンダーの女性役を熱演した生田は「(脚本を読んで)絶対にやりたいとすぐに確信した」と並々ならぬ思い入れで臨みながらも「俳優人生のなかで一番苦労した役」としみじみ振り返った。
同作は『かもめ食堂』『めがね』を手掛けた荻上直子監督がメガホンを取ったオリジナル作品。優しさに満ちたトランスジェンダーの女性・リンコ(生田)と彼女の心の美しさに惹かれ全てを受け入れた恋人のマキオ(桐谷健太)、そしてそんな2人の前に現れた愛を知らない孤独な少女・トモ(柿原りんか)が、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる60日間を描いた。
気持ちの面はもちろん、女性らしい角度や仕草などリンコになりきるための試行錯誤を重ねた生田のため、桐谷は「斗真を美しく見せるお手伝いができたらいいなと。そう思えたのは初めて。どんな映画でも『俺が一番目立ったる』と思ってたので」と今回はサポートに尽力。「メイクしてスカートを履いて、自分のビジュアルや芝居に自信が持てない瞬間も健ちゃんが近くで『かわいいで〜』って言ってくれて優しかったです」と感謝した。
これまで共演経験もある2人だが「斗真と俺にしか出せない空気感を出せたらいいなと思って臨みました」と桐谷が胸を張ると、生田は「(空気感)出ちゃったよね、出ちゃった」とニヤリ。さらに「(劇中で)チューしちゃったよね」としたり顔の桐谷に「しちゃったよね」と生田が重ねて、絶妙な距離感を醸し出していた。
また2月9日〜19日までドイツ・ベルリンで開催される第67回ベルリン国際映画祭・パノラマ部門正式出品が決定。生田は「LGBTの方々を題材にしてる部分があるので、海外の方が日本のそういう文化の形をどういう風にご覧になってくれるのか興味がある」と期待を寄せていた。このほか、ミムラ、門脇麦、田中美佐子が登壇した。
同作は『かもめ食堂』『めがね』を手掛けた荻上直子監督がメガホンを取ったオリジナル作品。優しさに満ちたトランスジェンダーの女性・リンコ(生田)と彼女の心の美しさに惹かれ全てを受け入れた恋人のマキオ(桐谷健太)、そしてそんな2人の前に現れた愛を知らない孤独な少女・トモ(柿原りんか)が、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる60日間を描いた。
気持ちの面はもちろん、女性らしい角度や仕草などリンコになりきるための試行錯誤を重ねた生田のため、桐谷は「斗真を美しく見せるお手伝いができたらいいなと。そう思えたのは初めて。どんな映画でも『俺が一番目立ったる』と思ってたので」と今回はサポートに尽力。「メイクしてスカートを履いて、自分のビジュアルや芝居に自信が持てない瞬間も健ちゃんが近くで『かわいいで〜』って言ってくれて優しかったです」と感謝した。
これまで共演経験もある2人だが「斗真と俺にしか出せない空気感を出せたらいいなと思って臨みました」と桐谷が胸を張ると、生田は「(空気感)出ちゃったよね、出ちゃった」とニヤリ。さらに「(劇中で)チューしちゃったよね」としたり顔の桐谷に「しちゃったよね」と生田が重ねて、絶妙な距離感を醸し出していた。
また2月9日〜19日までドイツ・ベルリンで開催される第67回ベルリン国際映画祭・パノラマ部門正式出品が決定。生田は「LGBTの方々を題材にしてる部分があるので、海外の方が日本のそういう文化の形をどういう風にご覧になってくれるのか興味がある」と期待を寄せていた。このほか、ミムラ、門脇麦、田中美佐子が登壇した。
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2017/01/18