世界中で人気を博したファミリードラマ『フルハウス』のその後を描いたNetflixオリジナルドラマ『フラーハウス』。12月9日からシーズン2が配信されることを記念し、“タナー・ファミリー”のメインキャスト5人が5日、都内で行われた来日ジャパンプレミアイベントに登場した。

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　今回は、タナー家の長女D.J.役のキャンディス・キャメロン・ブレ、次女ステファニー役のジョディ・スウィーティン、D.J.の親友キミー役のアンドレア・バーバー、父親ダニー役のボブ・サゲット、親友のジョーイ役のデイブ・クーリエの5人が来日。ジェシー役のジョン・ステイモス、ジェシーの妻ベッキー役のロリ・ロックリンも登壇予定だったがスケジュールの都合で欠席に。ジョンは会場にビデオメッセージを寄せ、次回は来日するとファンに約束をした。

　ファン約270人の大歓声に浴びながら登壇したタナー家。D.J.役のキャンディスは「やっと日本に来ることができた」と満面の笑みで、ダニー役のボブは「ジョンとロリは来られなくて大変残念がっていた。別のテレビシリーズの撮影があってね」と2人の気持ちを代弁しつつ、「というのは建前で、ジョンは出発する前に鏡を眺めすぎて出発しそびれたんだ」と冗談で会場を笑わせた。

　1987年から1995年にかけて全192話が放送された前シリーズ。当時から「一番変わらないのは誰？」との質問が飛ぶと、ボブは「一番変わっていないのは僕とデイブ。相変わらず子供じみているよ」といい、「キャストとは愛し合っていて、家族のような存在。お互いの友情がスクリーンににじみ出ていると思う。これこそ世界で必要にされていることだと思いますね」と語った。

　この日は、日本語吹き替え声優である、D.J.役の坂本千夏、ステファニー役の大谷育江、キミー役の伊藤美紀も会場に駆けつけた。3人がおなじみの声であいさつをすると会場は大盛り上がり。オリジナルキャストと吹き替えキャストは熱い抱擁をかわした。

　キャンディスの隣に立った坂本は「小さい時から見ていました。こんなにきれいな大人になって…」と感無量で、大谷も「大きくなりましたね、会えてうれしい」、続く伊藤も「あなたを小さい時からよく知っています」と感激の対面。ジョディは「ステファニーに命を吹き込んでいただき感謝。おもしろく演じてくれてうれしい」と大谷と見つめあい、アンドレアも「キミーはテンションが高くてエキセントリックなキャラクター。難しかったと思う。本当によくやってくれたわ」と激励の言葉を送った。

　写真撮影時に、突如ジョーイ役デイブが同ドラマのオープニング曲を口ずさむとキャスト一堂による大合唱に。デイブは「長年応援してくれてありがとう。心の底から感謝しています。また長い間続けていけたら」とファンにメッセージ。キャンディスも「最高です、みなさんのことを愛しています！　シーズン2を観てくれたら、3が作られることになって、タナー家もまた日本上陸を果たせるかもしれません」と呼びかけた。

　会場にはタレントの菊地亜美、寺田心がサンタクロース姿で登場し、キャスト陣に少しクリスマスプレゼントを届けた。タナー家との対面に寺田は「僕こそクリスマスプレゼントもらったようです」と感激していた。