坂元裕二、野島伸司ら数多くの人気脚本家を輩出してきた『第28回 フジテレビヤングシナリオ大賞』受賞作発表会見が30日、都内で行われ、大賞は小島聡一郎さん(26)の『ぼくのセンセイ』に決まった。同作は『俺のセンセイ』にタイトルを変え、12月25日の深夜にドラマ化。キャストは後日、明らかになる。
大賞作は、売れない漫画家の西虎太郎(38)が、新人漫画家の郡司すみれ(21)のアシスタントを依頼されるところから始まる。自分より年下でキャリアもない新人に作品をボロボロにけなされた虎太郎が、誤ってすみれの原稿を燃やしてしまう。さらに虎太郎は、締め切り直前にボイコットをして…というストーリー。
小島さんは大阪在中で新聞社総務部に勤務。昨年の秋に独学で脚本を学び、大賞作を執筆。初めて書いた作品で、さらに初の応募での受賞となった。小島さんは「今回の作品は勢いで最後まで突っ走って書き上げたもの。このように結果につながりうれしく思っている」と喜びを語った。
作品は会社員経験からヒントを得て作り上げたもので「自分の居場所がないと思っている人が作品を観て、別の道を目指したり、なにかしらの前進の糸口をつかめるようになればいいと思って作りました」。ドラマ化も決まり「視聴者の面と制作側の面では180度違う。大変な作業だが、1つの作品を作り上げる喜びもある。たくさんの人に観てほしい」とアピールした。
また、佳作には田辺晴彦さん(34)の『ズル休み』、川島祐介さん(31)の『赤い糸が切れてくれない』、広瀬絵里さん(39)の『向こうにいく前にしたいこと』が選出された。
即戦力となる脚本家の新しい才能を発掘することを目的とした同賞。今年は15歳から75歳まで全1602編の作品が集まった。
大賞作は、売れない漫画家の西虎太郎(38)が、新人漫画家の郡司すみれ(21)のアシスタントを依頼されるところから始まる。自分より年下でキャリアもない新人に作品をボロボロにけなされた虎太郎が、誤ってすみれの原稿を燃やしてしまう。さらに虎太郎は、締め切り直前にボイコットをして…というストーリー。
小島さんは大阪在中で新聞社総務部に勤務。昨年の秋に独学で脚本を学び、大賞作を執筆。初めて書いた作品で、さらに初の応募での受賞となった。小島さんは「今回の作品は勢いで最後まで突っ走って書き上げたもの。このように結果につながりうれしく思っている」と喜びを語った。
作品は会社員経験からヒントを得て作り上げたもので「自分の居場所がないと思っている人が作品を観て、別の道を目指したり、なにかしらの前進の糸口をつかめるようになればいいと思って作りました」。ドラマ化も決まり「視聴者の面と制作側の面では180度違う。大変な作業だが、1つの作品を作り上げる喜びもある。たくさんの人に観てほしい」とアピールした。
また、佳作には田辺晴彦さん(34)の『ズル休み』、川島祐介さん(31)の『赤い糸が切れてくれない』、広瀬絵里さん(39)の『向こうにいく前にしたいこと』が選出された。
即戦力となる脚本家の新しい才能を発掘することを目的とした同賞。今年は15歳から75歳まで全1602編の作品が集まった。
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2016/11/30